体・性の悩み

2人目不妊。息子の喜ぶ顔が見たくて始めた妊活

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赤ん坊の足

結婚してから1年、“子どもがほしいな” と思った頃、男の子を授かりました。

初めての子育ては楽しい反面、不安なこともたくさんあり、また周りの年子や2歳差兄弟を両脇に抱えるママ友を見て、自分がやっていける自信が持てずにいました。

息子からの「2人目が欲しい」

息子が幼稚園に入ると、1人っ子はクラスで息子1人でした。私自身は息子1人で十分充たされていたし、1人を大切に育てるのもいいかな、と思っていました。

ところが、息子は違っていました。

最初のうちは「ぼくのおうちにも赤ちゃんきてほしいな」とかわいいお願いに、「そうだね、神様が連れてきてくれたらいいね」と返事していましたが、年中さんになると、「なんで自分だけ兄弟がいないのか、どうして神様はママのお腹に赤ちゃんを連れてきてくれないのか」と泣いて訴えるほどになってしまいました。

“さみしい思いしてたのかな”“ママパパが与えれる愛情とはまた違うのかな”と思い、2人目のについて主人と相談することにしました。

1人目の難産を見て遠慮していた夫

主人はというと、家族は多い方が楽しいと思っていたそうなのですが、なんせ息子の出産に丸2日間かかる難産だったので、私が産みたいと思えないのなら2人目のことは話題に出さない方がよいだろうと気を遣ってくれていたらしいです。

その頃、息子もなんでも1人でできるようになってきて、嬉しいやら寂しいやら複雑な気持ちを抱いていたのも手伝って、いざ2人目妊活に突入しました。

夫婦の生活時間が合わない中で始めた2人目の妊活

基礎体温計

共働きで出張も多いことや、息子の夜泣きなどもあり、夫婦2人での生活の時のようにタイミングはなかなか合いませんでした。

もともとロマンチストの主人は、 “はい、妊活のためにセックスしましょう” というのも受け入れられなかったようで、基礎体温を計っている私に、今日はダメ、明日はOKといった事務的な態度がしんどかったそうです。

生理が来るたびに落ち込む日々

私は息子がすぐに授かったので、なかなか妊娠しないことに戸惑っていました。
毎月生理がくるたびに落ち込み、子どもを授からないことにこれほどコンプレックスを抱くとは思ってもいませんでした。

子どもの靴

幼稚園では専業主婦が多く、また3人、4人兄弟もいる子沢山なママが多く居ました。

息子からのプレッシャーはもとより、「そろそろ、2人目考えてるの?」というママ友の悪気ない一言が心にささります。

私が仕事中に息子を預かってくれている両親も、その間に息子が兄弟がほしいことを話しているのか、「仕事ばかりしてないで、2人目考えなさいよ。Tくんかわいそうよ。」と妊活してるのも知らずにグサリ。

そのストレスからか生理周期も不安定になってしまいました。

だんだん女としての自信が無くなってくる

若い頃から生理不順になったことがなく、きっかり30日周期だったのに、2人目妊活してからは、20日周期になったり40日周期になったり、はたまた1ヶ月とぶこともありました。

枯れた花

生理がとんだ時は妊娠したのかと喜び、想像妊娠で気分が悪くなるほど。
その後に生理がきたときの暗い気持ちは言い表せません。

2年が経ち、妊娠しないことになんだか、女としても否定されたような気がしていました。

その時を振り返ると、“妊娠”に意固地になって、どうして子どもがほしいのか、という気持ちさえ忘れていたように思います。

不妊で病院には行きたくない、というプライド

コーヒーを飲む手

妊娠せずにどんどん日は過ぎていくけど、女としてのプライドのせいか病院には行きたくありませんでした。行く勇気がでなかったのです。

もし、治療が必要だと言われて、それを認めるのも怖い。
そんな時に、同じく2人目不妊のママと知り合いました。

私たちは、同じ気持ちでした。

自分ではどうしようもないことにコンプレックスを抱く辛さを分かり合える人と出会えたことにとても救われました。
そのママ友はすでに通院していたので、私もやっと自分を認めて、次の一歩を踏み出しました。

2人目不妊を疑い、病院へ

夫婦

病院での検査では夫婦共に問題がなく、心理的要因、ストレスが原因だと言われました。

医師に説明を受けるとなんだかとても安心しました。

状況は変わっていませんが、自分が肯定された気持ちになったのです。
いい先生に出会えたのも運がよかったと思います。

「タイミング療法を半年続けてみて、次のステップに進むか、そうでないかも含め、これからのことはその都度相談していきましょう、一緒にがんばりましょうね」

先生からの一言で、ひとりで焦る必要がないんだな、と心強く感じました。

ついに妊娠。息子が喜んでいる姿が嬉しい

それでもその後も生理がくる度にがっかりします。
そんな日々の中…次のステップに進もうかと考えてた矢先に妊娠が発覚。その時は嬉しいよりもほっとした気持ちの方が強かったです。

妊婦

やっぱり一番喜んだのは息子で、一番お腹の子に話しかけてくれていたのも息子でした。

そんな息子がさらに可愛く愛おしいこともあってか、私はあれだけ望んでいたお腹の子にあまり興味がなかったように思えます。

赤ちゃん自身よりも赤ちゃんを喜んでくれている息子の顔が見れたことが嬉しい。
私はそんな自分を自覚していたので、赤ちゃんに対して自然と愛情が芽生えていないことに罪悪感が強くありました。

だけど、その子が生まれてきてくれた時、産声を初めて聞いた時、今までの気持ちがうそのように愛おしさでいっぱいになりました。

生まれてきた子はやっぱり可愛い

赤ん坊と母

赤ちゃんの産声のおかげで、私の気持ちは暗い気持ちに覆われていただけで、その中にはこんなにもこの子に会いたい気持ち、大好きな気持ちがあったんだって気づくことができたのです。

コンプレックスはこわい、時には自分の本当の気持ちさえも隠してしまいます。

それからというもの、2人の息子達に振り回されて、なんとも想像もしていなかったエキサイティングな毎日を送っています。日々冒険!家の中にいても!笑わない日はない!
静かな時間は皆無…寝てる時だって、ごろごろころがってきて攻撃うけるし、寝言はうるさいし。家族みんなで、ひとりぼっちなんて感じる余裕はなし。

子どもの落書き

こんな幸せな時間持てた今だからこそ、あの妊活中の暗い気持ちを後悔しています。もっと、明るい気持ちで赤ちゃんを楽しみに過ごせたらよかったなって。

生まれた後のこれからの子育てもずっと明るい気持ちでできるわけではありません。だからこそコンプレックスに負けず、結果に一喜一憂せずどんな結果でも受け留めることができる強い母親になりたいと思っています。

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