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心の悩み

声が低くてコンプレックス!でも意外な特技が!

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女の子の声から一変

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小さい頃は、女の子らしい声でした。
でも気が付けば低い声に……。

男兄弟が多いせいか、よく大声で会話をすることが多かったのです。
その普段の会話のせいで喉を傷めたのでしょう。
それで男性の様な低い声になってしまったのではないかと考えています。

小学生の時には、男兄弟の中で育ったガサツな面と、声が低いということでからかわれました。
「おんなおとこ」「おかま」などと言われたのです。
これにより、発言するのがコンプレックスになっていました。

このコンプレックスは家に帰っても付きまといます。

家で電話が鳴ると、誰も手が離せないときに代わりに出ます。
すると必ず相手の人にこう電話口で言われます。
「旦那様でいらっしゃいますか?お忙しいところすみません。奥様はいらっしゃいますでしょうか?」
「僕、お母さんかお父さんは家にいるかな?」など言われてしまうことも。

更には、私が高熱を出して学校に電話をしなければならないとき。
うちは両親が共働き。
そのため親がもう仕事へ行ってて自分で電話することがあったのですが……。

「お父様、わざわざご連絡ありがとうございます。では欠席ということでお大事になさってください」
担任の先生にまでこう言われました。

女性にも変声期がある?

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高校生くらいになったころでしょうか、昔より大人っぽい声に変わりました。
しかし低い声というものからは逃げられませんでした。
南海キャンディーズのしずちゃんをイメージしていただければわかりやすいと思います。

いつか大人になったら女性らしい声になるだろう。
そのような甘い考えはここで消え去りました。
声が低いせいか、小さく聞こえるらしいのです。
大きな声でなるべく話をするようにすると、より男性の様な声になってしまいます。

きっとこの声のままなんだろうな、印象も悪いだろうなと思いました。

そんなある日、友人数人にカラオケに誘われたのです。

カラオケってあれですよね、声がメインの、あのボックスですよね。

元々歌う事自体は好きでした。
しかし誰かと一緒に歌うのは、声にコンプレックスがある私には苦痛でした。

でもこんなコンプレックスでも受け入れてくれた友人の誘いを断りたくありません。
勇気を出して行くことにしました。

歌ってあまりの下手さにドン引きされたらもう行かない、そう決意して。

思わぬところに才能が

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カラオケボックスに到着し、友人2人が何を歌うとか、ジュースは何を飲むとかはしゃいでいました。
そんな中、私はいっぱいいっぱい。
必死に何を歌えばいいのか、いやむしろ歌わずに済む方法はあるのか。
そんなことを考えていました。

友人が歌いたい曲をパネルに入力し、次は私の番。
友人が選曲した曲はどれも女の子っぽくてかわいい曲調のもの。
私には到底出せるキーではない歌ばかりでした。

友人が歌い終わる前に曲を入れなければ……。
ここで勇気を出して、いつも家で歌ってたケツメイシのトモダチを選曲。

私の歌う番が来ました。

ラップ調は歌い慣れているのでスラスラと歌えました。

しかしここで痛恨のミス。
歌に夢中で友人の反応を見るのを忘れていました。
歌い終わってから、ドキドキして様子を見ると、非常に驚いた顔をしています。

友人はこう言いました。

「すごい!!上手だね!男性の曲を歌えるの羨ましいよ!これは歌える!?」と。

そしてまさかのリクエストが来ました。
大体が女性の出せないキーの男性の曲です。
そういう歌は大体、家で歌っていたので難なく歌ってしまいました。
そんな私に友人はというと、言い過ぎかもしれませんが拍手喝采。

このことがきっかけとなり、みんなで歌うことの抵抗感がなくなりました。
声を出すことの楽しさを身に染みて実感したのです。
その日から、しょっちゅう友人とカラオケへ行くようになりました。
友人が女性の曲を歌っている時に口ずさんで歌っていました。
それがトレーニングになってたようです。
高音ボイスも少しは出るようになっていました。

この体験から、声に対するコンプレックスもなくなりました。
意識をすれば女性のキーで話せることも出来るようになり、声を操れる。
こういう意識を持つようになりました。

声は変わらないけど……

ずっと低いことがコンプレックスだった、私の声。
でもそれは私の思い込みだったのかもしれません。

友人とカラオケに行って、私は自分の声が「魅力的なもの」として見られることもあると知りました。

自分の声にコンプレックスを持っている方、それは見方を変えれば魅力になるのかもしれません。

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