35歳で不妊治療開始した私。妊活スタートから8か月後にやっと妊娠を確認することができました。不妊治療中は、妊娠することが目標のようになっていましたが、いざ妊娠した時には、すでに高齢妊娠・高齢出産だったので新たな不安が出てきました。
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高齢妊娠・高齢出産はリスクが多い?
35歳以上の初産を「高齢出産」と、日本産婦人科学会で定義されています。私は、初期の流産経験があるので、妊娠判定が出ても心拍の確認ができるまでは安心できませんでした。妊娠6週目頃に心音の確認ができて、やっと一歩進んだと一安心したことを覚えています。
心拍の確認ができ「妊娠おめでとうございます」と、渡された妊娠についての書類の中に、出生前検査などの案内も入っていました。高齢出産でリスクが上がるからなのかな?と思いましたが、年齢に関係なく病院では案内するものなのかもしれません。
出生前検査する?しない?
高齢出産に伴い、子どもの障害のリスクも上がるのは病院でも聞いていました。出生前検査をするかどうかは親になる私たち夫婦が決めるもの。検査した方がいいか散々悩みましたが、検査の結果がどちらにしても、あくまで確率の問題で確定ではないのです。
出生前検査は、自分たちが安心したくて検査するのではなく、結果を聞いた後どうするのかを、きちんと考えた上でするもの。やっと授かった命だから、産みたいという気持ちが強かったので、私は出生前検査をしませんでした。
母体のリスクも考えて妊婦生活を送る
妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病など、妊婦全員にリスクはありますが、高齢出産だと発症率が少しずつ上がるようです。特に妊娠前は問題なかったですが、私の母親が高血圧・糖尿病なので、注意はするようにしました。
バランスの良い食生活や、無理のない範囲でマタニティヨガ・ウォーキングなどの運動を心がけ、毎回妊婦検診での、血圧測定・尿検査の結果もその都度チェックし、不安があれば先生に相談していました。
帝王切開での出産
妊娠してから不安ばかりでしたが、何とか無事出産予定日を迎えました。陣痛も始まり後は頑張って産むだけ!でしたが、どれだけ待っても産道が開かず…。どんどん陣痛の間隔は縮まってきているのに開かず、体力はどんどん消耗しくばかり。
これ以上は、母子共に危険とのことで緊急帝王切開となりました。苦しんだ上に手術となり、不安と恐怖でいっぱい。しかし、手術からあっという間に可愛い我が子に会えました!感動の涙があふれ、安心と陣痛の疲れや睡眠不足からそのまま爆睡していました。
高齢妊娠・高齢出産だからこそ、リスクをきちんと知っておく
35歳での妊娠で、不安を病院の先生へ相談したことがありましたが「母子ともに順調ですし、心配し過ぎる方が体に良くないよ」とアドバイスされました。その時に、無駄に不安に感じ過ぎることは、体にも赤ちゃんにもよくないと改めて思いました。
35歳を過ぎたら急激にリスクがあがるわけではない
高齢出産は35歳以上からと言われているため、リスクについて不安を抱きやすいですよね。妊娠・出産について、年齢別のさまざまなリスクについて知れば知るほど、不安がつのりますよね。
しかし35歳になった瞬間、リスクが急激に高くなるわけではないので、考えすぎは精神的にも体にもよくないと思います。高齢出産のリスクについて、どの様なことに気を付ければよいか理解しておくことが安心へつながると思います。
まとめ
高齢出産でも、私は無事に元気な女の子を産みました。妊娠中、悪阻はあったものの仕事も出来ていました。帝王切開は予想外でしたが、今では傷口もあまり目立たないですし気になりません。
同じように高齢妊娠や高齢出産の方も必要以上に不安を抱えすぎないで、今しかないマタニティライフを楽しんでくださいね!
by りこ
記事公開日 2020/04/01
最終更新日 2020/04/01