一度は皆にあってほしい、性器がかゆい…経験。
夏場、生理になった時にナプキンでムレたり、合わないパンツをはいてかゆくなったり。
そんな経験ありませんか?
私もたまにあったんです。
でも、今回のかゆみはカンジダ膣炎という病気でした。
かゆくても思いっきりかけない場所。
しかも、人に相談できない場所。(母にもまだ言っていません…)
カンジダ膣炎になった時の話をご紹介します。
目次
カンジダ膣炎って?
カンジダ膣炎は、感染症の1つです。よく、性病と一言でくくられてしまうのですが、カンジダ膣炎は「性交渉なし」でもかかる病気です。
ココはポイントですね…。性交渉経験がない人でもかかるんですよ。
主に、膣の中のカンジダという細菌が異常に増えてしまう病気のことです。
カンジダ膣炎の症状
カンジダ膣炎の主な症状は2つあります。
おりもの異常
女性の体って、何か緊急のことがあるとおりものが出るイメージがあるのは私だけ…?
カンジダ膣炎も、通常と異なるおりものが出ます。
具体的には、白くてポソッとしている酒粕のようなものが出ます。
またはヨーグルトのような…パッと見て「いつもとちょっと違うかも?」というものなので分かりやすいです。
性器のかゆみ
性器がひたすらにかゆくなります。ここが困るところ。
かゆいけどかけない場所。
刺激を与えるとさらにかゆみは増して、結果ヒリヒリとした感覚になってきます。
カンジダ膣炎の原因
カンジダ膣炎の原因はずばり、免疫力の低下です。
そう、性病と言われますが、冒頭にお伝えした通り性交渉で直接感染するというものではないのです。
疲れて体力が低下した時でもなってしまう病気です。
免疫力が低下して、膣の中のカンジダという菌が増えてしまうとかゆみやおりものの異常に原因になるのですね。
もちろん、疲れてすぐになるというわけではなく、例えば性器の周りが不衛生だったりムレていたりすると発症しやすいそうです。
別の病気(膀胱炎など)で抗生物質を飲んだら、体の中の良い菌まで死んでしまい、カンジダ膣炎になったという方もいらっしゃるそうですよ。
私がカンジダ膣炎になった背景
ご紹介したように、免疫力の低下で発症してしまうカンジダ膣炎。
私も性器がかゆくなった時に、自分で調べたり、お医者さんに聞いたりして納得する所が沢山ありました。
私の場合になりますがカンジダ膣炎になった時の背景をお話します。
乱れた生活
カンジダ膣炎になった時、私の生活は公私共にめちゃくちゃ荒れていました。
当時付き合っていた彼氏にフラれ、寂しさのあまり色々な男性と遊び歩き(体の関係もちらほら)、仕事も忙しく終電で帰ったり徹夜したりと、お酒でストレスをごまかしながら生活していました。
どんな形でもいいから、誰かに必要とされていたい。と思っていたのだと思います。
そんなに好きではない男性でも、求められたら体の関係も持ってしまっていたし、仕事で時間が埋まっていくことで自分をごまかしていました。
カンジダ膣炎に気づいたきっかけ
そんな生活もたった半月でピリオドとなりました。
ある日、無性に性器がかゆいことに気づいたのです。
腕や脚ならまだしも、性器をゴシゴシとかく訳にもいかず、ビデで洗ってみたりティッシュペーパーでふいてみたりしましたが、余計にかゆみは増していくだけでした。
(特にビデは気持ちが良いのですが、余計ムズムズとしてきます)
そのうちに、パンツに白いおりものがつき始め、おかしいな?どうしよう。と思い婦人科に行ったのでした。
カンジダ膣炎の治療
病院に行くとすぐにカンジダ膣炎と診断されました。
「カンジダ膣炎ですね」と言われた時のショックは忘れられません。
もしかして、と思ってはいたものの「まさか私が性病に…」と、当時の乱れた生活からも恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました。
そんな私の様子に気づいたのか、先生から「カンジダ膣炎は膀胱炎みたいなものだから、そこまで心配しないでねー」とふんわり言われ、安心。
人に言うまではしないものの、よくみんながなる病気なんだな、と思うと一気に気持ちがラクになりました。
塗り薬と、膣に入れる薬での治療
病院で貰ったのは、性器のかゆみを抑える塗り薬と、膣の中に入れる薬…。
膣の中に自分でモノを入れたことがなかったので、すごく緊張しました。
座薬のようなものをイメージしてもらえればと思います。
1日に2回、朝と夜に膣の中に薬を投与。
かゆみがひどい時は塗り薬を、との事でしたがかゆみは治療を開始して3日くらいでなくなりました。
だんだんおりものがなくなっていき、性器のかゆみ・ひりつきもなくなっていき2週間ほどで完治。
その時の安堵感は忘れられません。
(そして、もう簡単に性交渉をするのをやめよう…変な心配ごとが生まれる…とも思いました)
カンジダ膣炎は再発しやすい病気
今回、私はすぐに病院にいったのですがカンジダ膣炎は再発もしやすい病気らしく、市販の薬で自分で治してしまう方もいらっしゃるようです。
一度カンジダ膣炎になると、大抵再発すると言われているので自分の再発が恐ろしいですが…。
今度また発症してしまったら市販の方も試してみたいと思っています。
とりあえず、性器は清潔に、そして免疫力を低下させないように健康的な生活を送りましょうね!
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