ここ数年で、電車の中吊り広告やテレビCMなどで脱毛サロンの紹介がされるようになりましたね。
「なんだか痛そう」「脱毛って高いんじゃない?」と疑ってた私が、脱毛サロンと出会った話をしようと思います。
目次
小学生の時に気づいた「あれ、私って毛深い?」
忘れもしない小学校5年生の夏、隣の席にいた男子に「お前って毛深いな!」と言われたのが始まりでした。
これまで全く気にしてなかった腕のムダ毛。この一言から、同級生の女子を対象に密かなムダ毛調査を始めることとなりました。
この調査で至った結論は、「私は他の子より毛深い」でした。すでに自己処理を覚えていてしっかり剃っている子もいれば、何も処理していなくても毛が薄くて気にならない子もいました。
腕のムダ毛から毛深さを認識しましたが、脚や脇、眉毛や顔の産毛まで人より濃いことが判明し、ムダ毛との戦いが始まったのです。
慣れない自己処理でケガをする
小学生の私は、そもそもカミソリがどこで売っているのかも分からない状態でした。
毎月もらえる500円のお小遣いを握りしめて向かったのは100円ショップ。そこでT字カミソリと出会い、初めてムダ毛処理グッズを手に入れました。
その日の夜、お風呂場で除毛作業開始。カミソリを滑らせると、存在感があったムダ毛が一気になくなっていくことに感動を覚えました。
腕と脚のムダ毛を処理し、湯船に浸かるとなんだか肌がヒリヒリする……。力加減も正しい処理の方法も分からなかったことで、無数の切り傷をつくっていました。
年々お小遣い額が増え、高校生になってアルバイトをするようになると除毛グッズもより良いものを買うようになりました。脱毛テープや石鹸がついたカミソリなど、あらゆるものに手を出しました。
ムダ毛処理歴は長くなり慣れてきましたが、ケガをすることはたまにありました。
友人の一言がきっかけで脱毛サロンと出会う
高校を卒業し就職して数ヶ月。友人から一通のメールが届きました。
「脱毛サロンに行ってみたいんだけど、一緒に行かない?」
その当時は各地に脱毛サロンが開業し始めたころで、私自身も気になっていましたが「痛い」「高額」という口コミが多く踏み出す勇気がありませんでした。
友人が紹介してくれた脱毛サロンは、最初の数回がセットになったプランが格安で利用できるものだったので、「試しに行ってみるか」と決意しました。
事前カウンセリングを受けていざ脱毛の日。物腰柔らかい女性の方に案内されて施術台に乗り、ドキドキしながら脱毛の瞬間を待ちました。
ひんやりとしたジェルを塗られ、「パチッ」という音と少しの痛みが走りました。想像していたより全然痛くなく、むしろ刺激が心地よかったのを覚えています。
その後も数回通いましたが、毛が薄くなり生えてくるスピードも遅くなりました。自己処理が格段に楽になり、ケガをすることもなくなりました。
お金が用意できたら、全身脱毛に挑戦したいと思います。
執筆 YUKARI
愛知県在住の28歳。2021年1月からライターとして活動開始。旅行とおいしいご飯が好き。太っていることがコンプレックスだったが、ありのままの自分を受け入れながら自分磨きに奮闘中。
by anone編集部
記事公開日 2021/06/12
最終更新日 2021/06/12