寒さにも暑さにも弱い私。
これまで大きな病気やケガをしたことはないものの、風邪や肌のかぶれなど身体のトラブルにはしょっちゅう見舞われています。
あつーい夏に私を苦しめてきたものは夏バテでもなく日焼けでもなく、汗をかくこと。
いえ、汗をかくのはまだいいんです。
問題は汗をかいてしまい、あせもができてしまうこと。
特に首のうしろや背中にできたあせものかゆみには、さんざん悩まされてきました。
目次
「あせも」との戦いは、幼少期から
小さいころから、ふとっちょ体型だった私。
おかげで汗をかく量は人より多かったのではないでしょうか。
思い返せば、いちばん「あせも」に苦しめられたのは小学生のころ。
小学生は学校へ行く時に、ランドセルを使いますよね。
あのランドセルは私にとって地獄を生み出していました。
背中にランドセルがあると風が通らないので、とにかくあつい!
毎年毎年、夏になるとあせもになってしまい背中がかゆくて仕方ありませんでした。
小学校を卒業し中学校に入った年の夏「背中にあせもができなくなった!」
と私が喜んだのは言うまでもないでしょう。
落ち着いた…と思いきや首にあせもが
それ以降、ちょこちょこあせもになってしまったものの、社会人になってからは「あせもが、かゆかった時代もあったねぇ」と懐かしく思ってしまう程度に減りました。
あせもができなくなった理由はおそらく、クーラーのきいている場所で仕事をしていたせいでしょう。
涼しければ汗をかくこともなくなりますもんね。
……と言いたいところですが、またある時からあせもに悩むことになりました。
背中ではなくて、今度は首。
正確には首の裏側である「うなじ」がかゆくなってしまったんです!
あせもの原因は皮膚の炎症
そもそも、人は何故あせもになるのか?
まずは「あせも」のメカニズムを理解しないといけません。
私達の皮膚の奥には汗腺(かんせん)があります。
汗腺から出た汗は汗管(かんかん)を通って、「あせ」の出口である汗孔(かんこう)から、あせが出ます。
蛇口でたとえるならば、
- 汗腺(汗のスイッチ)=ひねり口
- 汗管(汗の通り道)=管の部分
- 汗孔(汗の出口)=排水口
といったところでしょうか。
ところが、汗の出口である汗孔(かんこう)がホコリや汚れでつまってしまうと、汗は逃げ場をなくして、皮膚にたまってしまいます。
たまった汗が炎症を起こしてあせもとなってしまうんですね。
涼しく過ごせたら、汗をかくことはない
あせものメカニズムがわかれば、対策方法がいくつか浮かびますよね。
私はあせもで首がかゆくならないように、こんな対策をしています。
汗や汚れを落とせばOK!シャワーをあびる
やっぱり最初にオススメしたいのはシャワー。
涼しさを得られるし、汚れは落ちるし、夏はお世話になる回数が多いです。
シャワーを浴びたあとは、涼しい服に着替えて涼しい場所で過ごしましょう。
汗をかかないように、髪の毛はアップにしておくべし
首の裏のあせもが気になるなら、やっぱり首にあせをかかないことが大事ですよね。
私が夏の暑い時期によくやるヘアースタイルは
- ポニーテールを作ってみつあみからおだんご
- 髪の毛を2つわけて編み込んで上にアップ
の2つ。
うなじの毛は整髪料のマトメージュ(まとめ髪スティック スーパーホールド)でまとめています。
夏場のヘアアレンジは本人だけでなく、見た目にも涼しそうなのでしょうか。
他人からも「涼しそうだね」とほめられることが多かったです。
あせも予防!大きなヘアクリップを買ってまとめる
外出するときならともかく家の中で時間をかけて髪の毛をアップするのは面倒くさいですよね。
そこで、オススメしたいのが大きなヘアクリップを買って髪の毛をまとめることです。
大きいヘアクリップをつかうと、髪の毛がガッチリまとまるので首元が涼しいですよ。
私が使っているのは、100円均一で購入したヘアクリップです。
落としてしまうと割れやすいのがネックですが、安価ですしそこは目をつむります。
実はこの記事を執筆している今も、ヘアクリップで髪の毛を束ねています。
とても涼しいですよ!
さらにあせも予防!小さなハッカスプレーを持ち歩く
涼しさを感じていれば汗をかくこともないし、「あせも」も出ません。
ということは、涼しさを感じるアイテムがあれば助かりますよね。
オススメしたいのは、ひんやり感が楽しめるハッカスプレーです。
シュッとひとふきすれば徐々に、スーっとした心地よさが肌に伝わります。
もともと、私はハッカスプレーを1本だけしかもっていませんでした。
しかしあまりに快適だったので持ち歩き用のスプレーも作るように。
ただし、外出するときはの使いすぎに注意しましょう。
タオルは2枚!汗拭き用と手拭き用と使い分ける
いちばん、ハンカチが必要になるのは外ですよね。
ハンカチはダラダラ流れ出る汗を拭くために欠かせないアイテムですが
- お手洗いの後につかうタオルハンカチ
- 汗拭き用のタオルハンカチ
の2枚を持っておくと、便利ですよ。
汗っかきの人はぜひ、試してみてはいかがでしょうか?
荷物に余裕があるならハンカチ2枚に加えて、汗ふきシートを準備してもOKです。
あせもになる前に、とにかく予防を!
あせもにならないためには、とにかくこまめに涼しさをキープして汗をかかない状況をつくることが大切です。
特に外に出かける際には要注意!
涼しくなるものや、汗を拭くものを持ち歩きあせもを予防しましょう。
そしてやっぱり、あせもが気になるときには病院へ行きましょう。
あせもをがかゆくて肌をガリガリと引っ掻いた場合、お肌のトラブル発生も考えられます。
あせもにならないために、こまめなケアを忘れないで下さいね。
by 横路あるく
記事公開日 2017/07/31
最終更新日 2017/07/31