私は幼い頃からぽっちゃり体型だったのですが、大人になってから「股擦れ」に悩むようになりました。
標準体型の方にはおそらく縁がないことですので、「股擦れ?何それ?」となる方もいるかと思います。
今回は、ぽっちゃり体型の方が一度は悩まされたことがある「股擦れ」についてご紹介します。
目次
股擦れの原因って何?
股擦れは、日常生活で歩行する際に内ももの皮膚や衣類が摩擦を起こすことで発生します。
股擦れの大きな原因としては、以下の2点が当てはまります。
①太ももの肉付きが良い
男性女性問わず、ぽっちゃり体型の方は普通体型の方に比べて太ももに脂肪がつきやすく、歩行の際に摩擦が起きやすくなります。
②内股で歩く
こちらは女性に多いのですが、内股気味で歩行することでその分内ももの摩擦頻度が高くなることから、股擦れを起こしやすくなります。
股擦れを起こすとどうなってしまう?
股擦れを起こすと、着用しているズボンやスラックスの内もも部分が破れてしまいます。
仕事の際に主にスーツを着用している方は、スラックスだけを何度も買い替えなければならないため、出費がかさんでしまうことになります。
股擦れによって、内もも部分に炎症が発生したり色素沈着による黒ずみの原因にもなります。炎症がひどくなると、痛みやかゆみで歩くのが苦痛になります。
ズボンやスラックスが破れてしまうのを防ぐ方法
一番効果的なのは、「摩擦部分に当て布(シック)をすること」です。
ズボンやスラックスの内側部分に当て布を施すことで、摩擦に対する耐久度を上げることができますので、何も対策しないよりは長持ちします。
最近では当て布(シック)の加工が施されたものが販売されていますし、販売店によってはお直しで加工することもできますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
その他の方法としては、「同じものを数着購入して着回しすること」が挙げられます。
1つの衣類を着用し続けると、その分負荷が多くかかってしまうため破れやすくなります。
初期投資は高額になってしまいますが、2〜3着を着回すことで衣類にかかる負担を分散させることができますので、結果として長持ちしやすくなるのです。
私も仕事で着用するズボンは、一度に4着は買っていました。しかし、これが1年〜1年半で全てダメになってしまうのです。恐ろしいですよね。
皮膚の炎症を和らげる方法
汗をかきやすい夏場などは、対策していても皮膚の炎症を起こすことがあります。
痛みやかゆみがひどい場合は、冷やすことで多少和らぎますので清潔にした後に冷やすと効果的です。
その後は市販薬を塗ったり、傷を保護するためのパッドをつけましょう。ひどい場合は皮膚科を受診して、炎症に効く薬を処方してもらうと良いですね。
まとめ
股擦れを起こさないようにするのに一番効果的なのは『痩せること』なのですが、すぐに痩せるのはほぼ不可能ですので、ダイエットに励みながら股擦れを起こさないようにする工夫が必要です。
お気に入りの服が破れてしまって悲しい思いをする方が減りますように。
執筆 YUKARI
愛知県在住の28歳。2021年1月からライターとして活動開始。旅行とおいしいご飯が好き。太っていることがコンプレックスだったが、ありのままの自分を受け入れながら自分磨きに奮闘中。
by anone編集部
記事公開日 2021/08/18
最終更新日 2021/08/18