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体の悩み

生理不順は放置ダメ!不妊の原因にもなり得る危険性あり!!

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みなさまは生理不順に悩んだことはありますか?
私自身も元々生理痛が重く、不順気味で婦人科に通院していたことがあります。

不順気味の方は、正しい周期で生理がこないと、何か病気なのかなと、つい勘ぐってしまうこともあると思います。
そんな経験をお持ちの女性も多いのではないでしょうか?

正常な生理周期は人によって個人差はあるものの、だいたい28日周期で規則正しくやってくるものです。
この生理周期が長くなったり、短くなったりと安定せず、また出血量が多かったり、少なかったりとバラつきがあるものを総じて生理不順といいます。

このような症状が出る大半の原因はホルモンバランスの乱れですが、中にはホルモン異常、子宮の病気が隠れていることがあります。

私の友人で長年生理不順に悩んでいる女性がいました。
その友人から聞いた生理不順の原因、改善策をご紹介します。

生理不順になる原因

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生理不順といっても大きく分けて5つの種類があります。
それぞれによって原因や理由は異なります。

稀発月経

月経の正常周期である25~38日のサイクルに当てはまらない。
月経の周期が39日以上の長い間があいてしまう症状。

頻発月経

稀発月経とは逆で、月経の周期が24日以下の短いサイクルでくる症状。

過長月経・過多月経

月経中の期間が8日以上もダラダラと続く症状を過長月経。
そして、出血量が増えたり、経血にレバーのような固まりが出たり、痛みがひどいなどの症状がでる場合を過多月経。
過多月経の場合、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、ポリープ、子宮がんなどの病気が隠れていることもあるので、注意が必要です。

過短月経・過少月経

極端に経血の量が少なく、ナプキンの表面に少しつく程度の経血で終わってしまう症状を過少月経。
月経が2日以内という短い期間で終わってしまう場合を過短月経。
女性ホルモンの分泌量が少なく、子宮内膜の厚みが薄かったり、子宮そのものの発育不全、甲状腺機能異常などの病気が隠れていることもあります。

若年性更年期障害

35歳を過ぎた頃から、卵巣の老化は始まってしまいます。
若年性更年期障害と呼ばれる30代後半~40代の女性に見られる更年期の前段階で、比較的早くから閉経への変化が訪れてしまった場合に、月経の周期が乱れてしまったり、経血量が減るといった症状が出ます。

32歳の友人……不妊症における生理不順の治療

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生理不順で妊娠希望の場合、治療ではまず、妊娠に必須である排卵の有無を調べることからスタートしたようです。

排卵がなければ、促すための治療がおこなわれます。
排卵がみられればタイミング法や人工授精、体外受精などで妊娠をめざします。

他にも、生理不順の原因となり、不妊症の原因にもなるような病気が見つかった場合は治療がおこなわれるようです。
友人は上記に記載した「稀発月経」であり、その治療が行われました。

稀発月経の場合の治療法

稀発月経には、排卵までに時間がかかる遅延排卵と無排卵月経があります。

遅延排卵は放っておくと、排卵機能が低下してしまい、ますます妊娠しにくくなる恐れがあるのだとか。
そうした場合は、クロミッドといった効果の穏やかな排卵誘発剤や漢方薬を使い、自力で正しい排卵をおこさせるための治療をします。

そもそも友人は、3ヶ月で70キロから52キロという無理なダイエットを20代のころ行い、少しでも体重の変化があると絶食をするということを繰り返ししていました。
この無理なダイエットにより、ホルモンのバランスが崩れ、稀発月経になってしまったと考えられます。

生理不順を予防・改善するには?

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まず基礎体温をつける

基礎体温は、排卵の有無や排卵日、黄体の機能、生殖機能、自律神経の状態、ストレスの影響、身体の冷え、ホルモンの状態など、身体が発するあらゆるサインを読み取るのに非常に有効です。
基礎体温を日頃からつけておくことで、何が原因で生理不順がおこっているのか、また自分はどういうタイプなのか、ということがある程度わかります。

身体を温め卵巣機能をアップ

卵巣機能の低下をアップすることによって、生理不順を改善していきます。

身体の臓器が活発に働くためには、37度以上の体内温度が必要です。
卵巣や子宮などは特に冷えのダメージを受けやすい器官ですので、身体を温め、機能をアップしましょう。

靴下の重ねばきや腹巻、半身浴や足湯などで下半身を集中的に温めることによって、身体全体が温まり、卵巣や子宮のある骨盤内の血流が高まります。

また、下半身の筋力をアップして、熱生産量を増やしましょう。
足や腰などのストレッチも、骨盤内の血流を高めるのに効果的です。

他にも、食べ物にも身体を温める陽性のものと、身体を冷やす陰性のものがありますので、できるだけ陽性のものを中心に摂るよう心がけると良いと思います。
日頃から、保温に注意して過ごすだけで改善策になります。

生理不順には毎日の生活見直しを!

生理不順は女性にとっていつでもつきまとう問題ですが、生活を改善するだけで変わってくると思います。
生理不順が改善されれば、それだけ妊娠しやすい身体へとなっていきます。
これから妊娠を!と考えている女性は、早めに生理不順を解消するようにしてくださいね。

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コメント

  1. さっこさん より:

    私は生理不順の原因は 少し男性ホルモンが多いのが原因でした。生理は年に2回程度、妊娠後は1年半~2年に1度しか生理はありませんが 排卵はあったのでしょう。生理と関係なく二人の子供を授かりました。治療をしましたが 太るばかりで 治りませんでしたが、30歳後半から毎月くるようになりました。理由は不明です。

    1. anone編集部 より:

      さっこさん、コメントありがとうございます。
      男性ホルモンが原因だったのですね、30代からホルモンバランスにも変化があるのでその影響かもしれませんね…!
      しかし生理不順でもお子様お二人に恵まれて、とても羨ましいです!
      ストレスや食生活などの影響でも不順になってしまうこともあるので、自分に対してはこれでもかというくらい気にしてあげるのが良いなと思っています。

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