時折やたらニキビができます。
まさに「吹き出る」という表現がぴったりなぐらい。
そんな時に写真なんか撮られたら大変です。
そしてよくよく考えると、ニキビができるのは決まって生理前なんです。
生理1週間前のニキビ
ほぼ毎月、生理が近くなると顔のあちこちにニキビができます。
おでこやら、あごやら、普段できない頬にまで!
ニキビが出るのは生理の始まる1週間前。
「生理前は肌の調子が悪くなる」というのを聞いたことがあります。
今まで他人事だと思っていましたが、最近になって、ニキビができるのは生理前だと気付きました。
もともと生理の周期が乱れやすい傾向があります。
なので、ニキビが出来たら「アレが近いかな」と予測できるという妙なメリットもあります。
でも顔面ニキビだらけになるのはイヤです。
職場の子に心配されちゃう日もあるのでなおさら……。
ロリータがニキビで台無し?
大学時代の友人に、ロリータファッションが大好きな子がいます。
大人になった今でもフリッフリのふわふわのワンピースに身を包んで現れる彼女。
童顔なので似合っています。
そんな彼女に誘われ、ロリータファッション専門のコスプレ写真館に行くことになりました。
当初戸惑いましたが、普段着ない服に身を包みたいという好奇心が勝り同行させてもらうことに。
しかし予約日前日の夜になって、あごに大きなニキビを見つけてしまったのです。
そんな……明日撮影なのに!と気分は一気に下降。
とりあえずその晩は市販のニキビの薬を塗って寝ました。
しかし一晩ではニキビは改善しません。
それどころか昨日より大きくなってるかも……?
でももうしょうがない。
その状態で出かけました。
衣装を選んで、メイクを済ませて撮影。正面、横顔と色んな角度で撮影してもらいました。
ニキビができたのはあごのちょっと右側。
右からの角度の写真は……ちょっと気になるかな、という感じです。
SNSの新しいプロフィール画像は、左から撮った横顔に設定しました。
漢方薬でニキビ予防?
生理前にニキビができるのは女性ホルモンの影響。
それゆえ防ぐのは不可能だとあきらめていました。
そこに救いの手を差しのべてくれたのが、行きつけのエステサロンのスタッフさん。
フェイシャルエステを受けていてニキビを指摘された時です。
「生理前にニキビができるんです」と話したところ、「漢方薬がいいですよ」とおすすめが。
そのスタッフさんも漢方薬を飲みながら健康や美容のメンテナンスをしているようです。
次の週、スタッフさんが行っているという漢方薬の専門店に行ってみました。
ホームページを事前に見ておいたのですが、意外と入りやすい感じのお店です!
薄暗ーい店内で年配の店主が生薬をゴリゴリすっているということはありませんでした。
個人的にはコンビニに近いかな?という印象です。
すみっこには漢方薬の選び方を相談するカウンターがありました。
番号札を取って呼ばれるのを待ちます。
カウンターまわりはそこそこ混んでいたのですが、2分ぐらいでこちらの番に。
女性のスタッフさんに生理前のニキビの旨を相談しました。
スタッフさんはタブレットを指し示しながら、いくつかの漢方薬を紹介してくださいました。
どれも難しい名前です。
相談を終え、そのうちの1つを購入してみました。
「清上防風湯」(せいじょうぼうふうとう)という名前の薬です。
漢方薬の効き目は?
漢方薬は苦くてにおいの強いイメージを持っていました。
実際開けてみるとにおいはそんなに気になりません。
苦味がやや強かったですが、飲むのが苦になるではありませんでした。
飲み始めたのが生理の始まる2週間ぐらい前。
生理の1週間前になると……前回の生理前よりニキビが圧倒的に少ないことに気付きました。
やった!改善された!
それで飲むのをやめちゃったんです。
これがちょっといけなかったかもしれません。
生理が始まってからニキビがボツボツ出始めてしまったのです。
油断してしまいました。
次の月から、生理の2週間前から生理が終わる日まで漢方薬を飲み続けました。
今のところその飲み方で問題はありません。
飲み会など写真を撮る場面になっても心配いらないほどに。
ニキビには日々のケアも重要
漢方薬がいい働きをしてくれますが、自分でもスキンケアに気を付けないといけません。
保湿はもともとしっかりやる方でした。
でもその前の洗顔はこれまで以上に念入りにするようになりました。
毛穴に汚れがたまっているとニキビができやすくなります。
そのため、汚れを落とすことをより意識し始めました。
洗顔前のクレンジングも忘れません。
メイクをしていなくてもクレンジングした方がいいそうです。
その方が毛穴をきれいに保てるのだとか。
生理前の肌は敏感!
生理日や生理の前後は肌が敏感。
その期間は特にスキンケアを怠れません。
ニキビが出る生理前は特に!
「肌が敏感になっていると普段のスキンケアも負担になると考えてください」
ずっと前エステで言われたことです。
だからやたらめったら新しい化粧品を試したり、クレンジングを適当にやるのはNG。
肌に刺激になることは、生理前は控えるようになりました。
とにかくクレンジング、洗顔、保湿を心がけています。
今のところそれでお肌にトラブルなく過ごせています!
困っている方、漢方薬を試してみたり、洗顔方法を見直してみたりするのはいかがでしょうか。
by 松田久子
記事公開日 2017/07/29
最終更新日 2017/07/29