パンツスタイルで気になるのはショーツのライン。
普段ならTバックやラインのでないものを選べるけど、生理中はなかなかそうもいきません。
でも、生理用ショーツも、どんどん進化しているのです。
今までの生理ショーツは、おばさんパンツのようなどでかショーツ
生理用ショーツといえば、おばさんパンツのようなどでかショーツが一般的でした。
分厚いナプキンを支えるのですから、安定感は抜群です。
でも、かわいくない。
それでも、徐々に色合いや柄のバリエーションも増え、華やかにはなってきていました。
でも、かわいくない。
やっぱり大きさや形って大切ですよね。
おへそまであるどでかパンツって、なんだか野暮ったく見えるのです。
また、生理用ショーツは全体の生地も分厚く、デリケートゾーンは2重構造にもなっています。透け感がないのも野暮ったく見える原因かもしれません。
出血量の多い私は、安心感をとって、どでかパンツを着用していたため、生理中はパンツスタイルができませんでした。
生理用ショーツに現れた変化
形の変化
最近では女性のためのボクサーパンツも発売されています。
ボーイッシュには見えるものの、それがまたかわいく、野暮ったい感じはしません。
比較的大きく、安定感もありますし、ラインが低くてショートパンツスタイルなので、お尻と足の付け根の間でラインが出ません。
これならパンツスタイルでも響きません。
しかし、私個人としてはNGでした。
私は足が太いんです。特にふとももが。
これだと、ふとももの生地がふとももの“お肉”に押されて、つるりんと股へ上がってしまうのです。
これはガードルでも多々あります。歩いたり、座ったり立ったりした反動でくるくるっと巻き上がってしまうのです。
素材の変化
ショーツの素材も変化しています。
ナイロンや綿だけでなく、ニットのような伸縮性のあるものが出回るようになりました。
どでかパンツでなくとも、きちんとナプキンをカバーできるようになったため、小さいデザインのものが販売されるように。
通常のショーツにかなり近づいたように思います。
それだけではありません。通気性もよく、むれにくくなりました。
ラインには伸縮性のあるレースなどを使うことで、パンツスタイルにもひびきにくく、厚地の生地では成しえなかったショーツが展開されるようになりました。
アイディアで変化
ショーツの進化は形や素材だけにとどまりません。
生理痛は冷えで悪化することがあります。
そこで生理用ショーツのお腹の位置にポケットがついているものが登場しました。ミニカイロが入れることができるようになっているのです。
学生の方はポーチを持ってトイレに行くことが恥ずかしいことから、そのポケットには替え用のナプキンを入れているという方もいます。
羽根付きナプキンを使う時に、ショーツも羽根を折り曲げても外側から見えないように、入れ込めるよう工夫してあるものもあります。
これまた、出血量の多い私としては羽根付きナプキンの発売は嬉しいものでした。
ちょっと生々しいですが、ダラダラと出血が続いて量が多いのではなく、立ち上がった時や寝返りをうった時などに動いた衝動でドバっと出るのです。
それが中心部にかたまるので、横漏れすることが多いんです。
羽根はそれをガードしてくれるので重宝します。
でも、外側にナプキンが見えるのって何だか嫌でした。
そう思ってる人が多数いたってことですよね。羽根を収納できるショーツまで発売されたのですから。
見えないところもかわいくありたい
女の子としては、見えないところもおしゃれしたいものです。
普段ならブラジャーとショーツはお揃いにできるのに、生理用ショーツは別という場合がほとんど。
なので、私はブラジャーと合う色を選ぶようにしています。
1ヵ月のうち1週間も生理用ショーツを使用するのですから、結構な頻度ですよね。
ぜひ、ブラ・ショーツ・生理用ショーツのセット売りが通常になってもらいたいものです。
冷え防止のためのニットパンツやガードルも機能的進化だけでなく、見た目がかわいいものも増えています。
パンツスタイルにひびかないラインなしのものや、テニススコートの下に履くようなフリフリのものもあります。
その時のお出かけに合わせて選べるようになりました。
私は生理歴30年になりますが、当初と比べると本当に進化を感じます。
使いやすさ、使い心地、機能性、見た目もどんどん改善されています。
女性にとって欠かせない存在です。これからの進化にも期待!
by shibaiku
記事公開日 2017/06/28
最終更新日 2017/06/29