生理中は、「お風呂が汚れる」「湯船のお湯から雑菌が入ったら…」という理由から、大好きな入浴も避けていました。私にとって入浴は1日の疲れを癒す、唯一のリラックスタイム。そのため、入浴ができない生理中は、よりイライラしやすくストレスも溜まりがちに…。
しかし、ずっと避けた方が良いと思っていた生理中の入浴は、イライラの軽減に効果的ということを知ったのです!
生理中の入浴はNGではなかった!
私は長年、「生理中に入浴するのは良くない」と思い込んでいたのです。雑菌が入り込む心配や、経血で湯船が汚れてしまう可能性もあり、生理中の入浴は不衛生というイメージを強く抱いていました。
しかし、友人と生理前にイライラする悩みを話していたとき、「それならお風呂に浸かると良いよ!」という、思ってもみなかった答えが返ってきたのです!
生理痛の緩和にも効果が
友人からアドバイスをもらったその日から、さっそく入浴をしてみることに。生理中に湯船へ浸かることがほとんどなかったのでドキドキしましたが、お湯に浸かることで、カラダが温まり、思っていた以上にリラックスできました。
また、嬉しいことに、全身が温まって血行が良くなることでイライラだけでなく生理痛も緩和されたのです。私は生理痛が重く、痛みによるイライラも多かったので、まさに良いことづくめでした!
生理中に入浴をする際の注意点
湯船に浸かってカラダを温めることは、シャワーだけで済ませるよりも生理痛やイライラの軽減に効果的です。しかし、だからといっていつも通り入浴するのは避けたいところ。生理中はカラダに負担をかけすぎないよう、以下の3つに注意しましょう。
1.浸かるお湯は、38~40℃が最適
熱めの温度を好む人も少なくないでしょう。お湯の温度が高めだと、「入浴した!」という感覚が高まりますよね。しかし、生理中に入浴するのなら、気持ちぬるいくらいが丁度良いです。温度にして38~40℃程度。筋肉や副交感神経を刺激しすぎない、ぬるめの温度の方が、生理痛やイライラ改善に効果があります。
2.長風呂は避け、20分程度の入浴にとどめる
リラックス効果のある入浴。ついつい長風呂してしまうこともあるでしょう。しかし、生理中に長時間の入浴をするのはあまりおすすめできません。全身肩まで浸かるのなら、長くても20分程度が望ましいです。
3.入浴後は、一気に経血が流れ出すこともあるので注意!
湯船に入っている時、経血が漏れ出さないかが心配になる人は少なくないかと思います。ですが実際のところ、入浴中は水圧の関係で、経血が漏れにくいです。そのため、注意したいのは入浴直後。水圧がなくなったことから、一気に経血が漏れる場合があるため、しっかり洗い流してからお風呂を出るようにしましょう。
生理中だからこそ、入浴しよう
生理中だからこそ避けていた入浴が、むしろ生理痛やイライラの緩和に効果的でした。入浴をするようになってからは、シャワーで済ませていたときよりもイライラすることが減り、心身共に落ちついた生理期間を送ることができています。生理中、シャワーで我慢している方は、ぜひ湯船に浸かって生理期間を快適に過ごしてはいかがでしょうか。
by anone編集部
記事公開日 2020/09/30
最終更新日 2020/10/03