経血量を抑えたくて始めたピル
私は月経時の出血の量が多くて、毎日夜用のナプキンにタンポンという生活…それでもドロドロとした血の塊が出てしまい、生理中は安心して外出できない、就寝時もお布団に漏れてしまうこともよくありました。
生理用品の使用量も多く、生活面でも出費がかなり多かったです。
でも低用量ピルを服用するようになってから不安がなくなりました!
ピルの中でも、低用量ピルはさまざまな副作用を大幅に軽減した安全性の高いものということで、婦人科へ行き処方してもらうのです。
低用量ピルのメリット、注意点を中心にご紹介します。
低用量ピルとは
低用量ピルとは経口避妊薬のことです。
毎日1回服用することによって排卵を抑制し、子宮内膜の増殖も抑えます。
私が処方してもらった〈ルナベル〉は1シート21錠タイプのもので、生理が始まった第1日目から飲み始めます。
毎日決まった時間に1錠のみ、21日間服用した後、7日間休んでから服用を再開という流れです。
低用量ピルには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という二つの女性ホルモンが、最初からバランス良く含まれています。低用量とは、「ホルモン量がとても少ない」という意味なので、飲みやすく、安全性も確率されているので、特別な病気(心筋梗塞や血栓症など)がなければ、誰でも安心して飲める薬です。
1日1錠ずつ飲み続けることによって、身体のなかの女性ホルモンのバランスが徐々に安定してきます。
低用量ピルのメリット
低用量ピルにはコンドームよりも高い避妊効果があり、正しく服用する事によって、ほぼ100%確実に避妊できるといわれています。
また避妊以外のメリットもたくさんあります。
- 生理痛や生理不順の改善
ホルモンバランスの調整し、生理痛の軽減、生理不順の改善をします。 - 美肌効果
低用量ピルに含まれるエスとラジオール(女性ホルモン)によってヒアルロン酸が増加し、お肌に潤いを与えます。また、ホルモンバランスを整えることにより大人ニキビを防ぐことができます。 - 多毛症の改善
ピルの中でも男性ホルモン作用を含まない種類を服用することで体毛などが薄くなるといった効果もあります。 - 月経に関する効果
月経周期が規則的になり調整が可能になります。 - 排卵の制御し良性疾患、悪性腫瘍の防止
排卵通の軽減や卵巣ガン、子宮体ガンの減少をさせる働きがあります。
低用量ピルを服用した感想
事前に婦人科の先生から副作用についての説明がありました。
薬が身体に慣れるまで1-2ヶ月程は軽い異常が感じるかもしれませんと。
軽い吐き気・頭痛・倦怠感・乳房の張り・不正出血等。
私は仕事をしているので、副作用で仕事に影響がでてしまったらどうしようと不安がありました。
でも3ヶ月も経てば生理の量も減ると言われたので、ここは我慢するしかないなと思い薬を飲み始めました。するとどうでしょう…副作用は全くありません。
でもあくまでも個人差がありますのでご注意くださいね。
私の場合、全く副作用もなく、何も変わらない日常生活を送っていたので、ちゃんと効いているのか逆に不安でした。
そして21錠飲み終えた後、もうすぐ生理がくるのだなと毎日ナプキンをして、いつでもこい!と準備していましたが、一向に来る気配がありません。
不安になったので婦人科に聞きにいきました。「生理がきません」先生に伝えると、「性行為はしましたか?」ですって。
いえ全くしていません。笑
その旨を伝えると、出血量が軽減するどころか出血しなくなることもあるとのこと。
私は妊娠したいわけではないので、なんて素敵な薬なのだと喜んでしまいました。
今まで感じていた生理中のストレスがなくなりました。
その後、また1シート服用し、7日間あけてまた服用。
半年程経ちましたが、生理時の出血はあってもごくわずかです。
普通のナプキンで半日過ごしても平気!低用量ピルを飲んでよかったと思いました。
低用量ピルの注意点
低用量ピルは医師の処方が必要な薬ですが、現在では通販で個人輸入することもできます。
でも、初めての服用ならばまず医師に処方してもらうのが一番です。
低用量ピルは毎日飲み続けるものであり、21日間で毎日1錠ずつ飲んで7日間服用を休むという飲み方をします。
ここで飲み忘れないようにするため、決まった時間になったら携帯のアラームをかけておくのがお勧めです。
私の場合夜の22時ごろにアラームをかけていました。
洗面台に薬を置いていて、毎晩歯を磨いた後服用しています。
毎日歯磨きはするので、このルーティーンに低用量ピルの服用をすれば、飲み忘れることもなくなりました。
また、高血圧の人や35歳以上で1日に15本以上タバコを吸う人、片頭痛のある人などは服用するには適していないので、相談するうえでもやはり最初は医師の処方をした方がいいと思います。
その後、個人輸入で購入するようにすれば安心できるしコストも抑えられますよね。
ちなみに私の場合、月1回の診察で低用量ピルを1シート処方してもらい、毎回3000円程です。
以上、私が低用量ピルを服用した体験談です。
個人差はありますが、私は低用量ピルを服用し、出血量が大幅に減少したのですごく良かったと思っております。
生理の出血量でお悩みの方には低用量ピルの服用をお勧めします。
by きの
記事公開日 2017/04/30
最終更新日 2017/04/30