運動がずっと苦手でした。運動音痴と周りから思われているだろうな…とコンプレックスになっていたのです。
でも社会人になってからは、学生時代のように運動を強いられなくなったのでホッとしていました。でもスポーツクラブやジムに通っているという友達の話を聞いて、羨ましく感じていたのも本音です。運動を楽しめる自分になれたらいいなと思っていました。
目次
いつものカフェがお休みでした
休日に私は自宅の近くのカフェに行き、本を読むことが多かったです。ちょうどよい雰囲気のお店だと思い、とても気に入っていたのです。
でもその日は、行ってみたら臨時休業。とても残念に思い、今日は何をしようかなと思いながら自宅付近を少し歩いてみました。
気に留めていなかった町並み
普段は特に気にしていなかった町の風景。私はなんとなく道路や空など色々なものを、スマホで撮影してみました。
人の家の花を撮影するのは、さすがにまずいかなと思っていたのでこれについてはただ見るだけにしました。
でも少しずつ楽しくなってきたのです。もう少し歩いてみることにしました。
隣町を歩いてみました
隣町については、普段はバスを降りてからはただ歩いて通るだけでした。でもそれぞれの家の雰囲気が興味深く、そしてネコを見つけて心が和んだりしました。
隣町にも良さがあるんだなと感じたのです。こうしている間に、いつもよりもかなり歩いている自分を感じました。
ウォーキングからジョギングへ
私の町の近くには広い池があり、この周りはジョギングコースになっています。これについては自転車で通っても、あまり気にしていませんでした。
でも私はふとその場所に行ってみたくなったのです。どのような感じだろうと思い、家にあったスニーカーで、走ってみることにしました。
池付近に自転車を置いて走る
池付近に自転車を置ける場所があったので、自転車を置いて走ることにしました。走ると言っても最初はゆっくりペース。そんな時に「○○さん」と声を掛ける人がいました。
同じ町の人です。年齢は私よりも10歳くらい上ですがとても元気そう。生き生きしているように感じました。
「ジョギング始めたのね。とても楽しいよ」と言って、しばらく一緒に走りました。その日からジョギングでの顔見知りが増えていったのです。
休日の日課になりました
朝に走るほうが景色も綺麗なように思えたので、休日の朝に自転車を置いて池の周りを走るようになりました。
汗をかくこと、そして知り合いと笑顔で挨拶ができること、体を動かす嬉しさを感じること。私はかなりジョギングを楽しめるようになったのです。
運動音痴だったはずの私が、思ったよりも走れるようになり自分でも驚いています。食べず嫌いだったのかもしれません。
段々と好きになってくると、風景が輝いて見えるようになってきました。新しい世界を見たいと思う人には、ぜひ私のように近場を歩くところから始めてみてほしいです。
by 美月
記事公開日 2020/04/13
最終更新日 2020/04/13