年齢を重ねると気になってくるのがシミ。気が付くのが遅れると、見た目の年齢が実年齢を超えるだけでなく、シミ以外のそばかすやシワなどの肌トラブルも目立ちます。そうなったらもう手遅れなんてことはありません。手遅れになる前の対策法と肌を蘇らせるためにおすすめの商品をご紹介いたします。
目次
肌はターンオーバーによって生まれ変わる
皮膚は表皮、真皮、皮下組織から構成されており、表皮は基底層、有棘層、顆粒層、角質層とさらに層になっています。肌細胞は基底層で生まれ、少しずつ肌表面に押し上げられながら角化細胞となり、肌表面で最後は垢となって剥がれ落ます。このサイクルを「ターンオーバー」と呼びます。ターンオーバーの周期は28日といわれていますが、40歳なら約40日、60歳なら約60日と年齢を重ねるごとに時間がかかります。ターンオーバーが正常な周期であれば、健康な肌を保つことができ、角質も剥がれ落ちるのです。
肌にシミができるまで
肌にシミができるメカニズムは「メラニン」が大きく影響しています。身体を守るために作られるのが「メラニン色素」で、本来は表皮のターンオーバーによって、角質とともに垢として剥がれ落ちます。
しかし、紫外線などによって表皮の一番下の層に位置する「メラノサイト」が過剰に反応すると、過剰にメラニンが作り出されてしまいます。作り出されたメラニン色素は肌を黒化させることでシミを作ります。メラニンによってシミが作り出されますが、シミの原因は他にもあるのです。
シミの原因
紫外線
地上に降り注ぐ紫外線の種類は「UVA波」と「UVB波」の2種類があります。UVA波は波長が長く、肌の奥まで入り込み、コラーゲンやエラスチンにダメージを与え、肌の弾力が低下します。UVB波は波長が短く、夏の日焼けで肌が真っ赤になるのはUVB波のよるものです。紫外線を受けてメラニンが活性化し、色素沈着を起こしてシミを作り出します。
乾燥
肌が乾燥すると潤いがなくなります。すると、角質層が硬くなり、古い細胞が肌の表面にとどまったり、角質と角質の間に隙間ができて、肌の水分が蒸発して、肌の乾燥が進むという悪循環になります。
肌が乾燥すると、コラーゲンなどが不足し、肌細胞の生成も停滞してしまうため、メラニン色素が肌に残りやすくなり、シミの原因となります。
ニキビ
炎症が強く、ニキビが跡になって残ってしまったものを放置すると、紫外線などの影響でニキビがシミとなり、色もどんどん濃くなっていき、最終的には色素沈着して黒ずんできます。ニキビが化膿してしまった場合は炎症が肌の部分にまで達するので、シミだけではなく肌が凸凹してしまうこともあります。
間違ったスキンケア
化粧水や乳液などを付けるとき、こすったり、強いパッティング、ゴシゴシとタオルで拭くなどの刺激は肌が傷つく原因となります。肌をこすって角質層などが傷つくと、乾燥肌が進んでメラニン色素が沈着しやすくなってしまいます。そのため、肌が刺激を受ければ受けるほど、シミやニキビなどの肌トラブルに繋がるのです。
乱れた食生活
食生活が乱れると、血行不良や新陳代謝が悪化します。血行が悪いというのは十分な酸素や栄養が不足しているため、ターンオーバーの周期が乱れ、色素沈着によるシミの原因となります。
また、栄養バランスに偏りがあると、シミ対策に必要な栄養素が不足してしまいます。
ストレス
強いストレスを受けるとホルモンバランスが崩れるため、シミを増やす原因となります。また、ストレスが溜まることで体内に身体を錆びさせる活性酸素の量も増えてしまうため、肌の老化を促進させシミができやすくなる環境をより作ってしまいます。
睡眠不足
就寝中も代謝は行われており、睡眠不足が続くことで就寝中の代謝がおろそかになってしまいます。また、ホルモンの中でも細胞の生成を促す成長ホルモンは、夜の10時~2時に最も分泌されます。そのため、この時間に睡眠をとっていることが、肌細胞の生成にはとても大切です。
肌細胞の生成の停滞はターンオーバーが遅くなる原因となるため、角質やメラニン色素が肌に残り、剥がれにくくなるため色素が沈着してシミができやすくなります。
タバコ
タバコを吸うことで、5年、10年と徐々に肌トラブルが現れます。シミの原因であるメラニンを抑えてくれるビタミンCですが、タバコを吸うことで体内のビタミンCが減っていき、メラニンは増えていきます。
また、タバコに含まれている「ニコチン」は新陳代謝を衰えさせるため、メラニンを外に出すことができず、そのまま付着してシミの原因となります。ニコチンには肌を乾燥させたり、老化を促進し、シミに繋がります。タバコは健康だけでなく、美容にも悪影響になるのです。
原因によって変わるシミの種類
老人性色素斑
老人性色素斑は、これまでに浴び続けた紫外線が原因となり、加齢とともに現れてくるシミです。紫外線を浴びてすぐにできるものではなく、紫外線によるダメージが蓄積した結果シミとなり、一般的にいわれるシミの代表格でもあります。
肝斑(かんぱん)
肝斑とは、頬骨や鼻の下、額などに、左右対称に出る濃淡の均一なシミです。30〜40代の女性に多く、閉経とともに消えることから女性ホルモンのバランスが崩れてできるシミです。妊娠中やピルの服用時にも現れやすくなります。
脂漏性角化症
脂漏性角化症とは、イボ状に盛り上がったシミです。シミの角化が進み隆起したもので、手の甲に出るケースもあります。美白化粧品では効果が得られず、レーザー治療が効果的だといわれています。
炎症後色素沈着
紫外線にあたってから約数時間後に肌が日焼けによって赤く腫れ、「紅斑」と呼ばれる症状がおきます。紫外線にあたってから24時間後にピークになるといわれており、この紅斑は数日で消えるのですが、4~7日経つと紅斑があった部位の色素沈着が徐々に強まり、黒化してシミとなります。
このようにシミの原因は日常のあらゆるところにありますが、予防することでシミを作りにくく肌を作ることができます。肌質には個人差があり、予防をしてもシミができてしまうことはありますが、最善を尽くして予防していきましょう。
シミの予防法
紫外線対策
紫外線は夏の日差しだけではありません。日差し以外にも雪やアスファルトの照り返し、水辺の反射などでも浴びてしまいます。そのため、紫外線には一年中気をつける必要があります。
王道とも言える、日焼け止めクリーム、帽子、日傘など使用が一番効果的です。日焼け止めは「PA+++」とある日焼け止めはUV-Aを防ぐ力が一番強いということになります。ただ、これは数値が高ければ高いほどいいというわけではありません。高いほど肌に負担がかかってしまうので、日常生活程度であればSPFは15~20で十分カバーできます。また、何度も塗り直すのが重要です。塗り直しても不快感が出ないように、肌に心地のいいタイプを選ぶのも大切なポイントですよ。
生活習慣の見直し
30代を過ぎてからのシミは過去の日焼け止め対策の怠りや、生活習慣の乱れも原因するといわれています。ニキビ跡などがシミに発展してしまうこともありますし、疲れているとやってしまいがちな「洗顔せずに寝てしまう」だったり、「野菜より肉が好き」だったりという方は、生活習慣も整えられるように意識することがキレイな肌作りへの大きな一歩になることでしょう。
また、質の高い睡眠と休息も大切です。ストレスが原因のシミを無くすためには、しっかりと睡眠をとり、身体を休めることがストレス解消になります。入浴やマッサージなど自分に合った方法で気持ちをリラックスさせることもおすすめです。忙しい毎日の中でも、ほっと一息気持ちを休める時間を取るようにしましょう。
正しい洗顔と保湿をする
洗顔のときは強い洗浄成分の入った洗顔フォームでゴシゴシと力強く洗うのではなく、ぬるま湯でさらっと洗うことが基本です。顔の保湿に必要な皮脂を残しつつ洗顔をし、洗顔後十分に保湿します。シミがある箇所には化粧水を染み込ませたコットンを乗せるなどして保湿しましょう。
できてしまったシミには「飲む医薬品」
毎日のスキンケアや生活習慣を気を付けていてもシミができてしまうこともあります。そんなとき、厚塗りメイクで隠したり、高額な費用のレーザー治療、ケミカルピーリングはしたくない人におすすめなのが「飲む医薬品」です。
医薬品には3種類あります。
第一類医薬品
処方箋が必要で薬剤師以外販売することができません。副作用のリスクが高いとされ、要指導医薬品と同様、購入時は薬剤師や、登録販売者から薬に対する説明を受ける必要があります。
第二類医薬品
薬剤師でなくと販売はできるが対面販売が必要です。第一類よりも副作用のリスクが少ない物が当てはまりますが、扱いには注意が必要です。
第三類医薬品
薬剤師でなくとも販売可能な医薬品です。滋養強壮保健薬がこれにあたり、副作用や相互作用のリスクが最も低い分類です。用法、用量を守って服用すれば副作用の心配は極めて低いといえます。
身体の内側からシミをカバーしてくれる医薬品は第三医薬品にあたります。商品によってそれぞれ異なりますが、これらの医薬品の多くには身体の内側から肌の新陳代謝を促し、整える成分が豊富に含まれています。メラニンの排出を促したり、メラニンを生み出すメラノサイトの活動を抑制するなどの働きかけをしてくれる成分にはどのようなものがあるのでしょうか。
肌の新陳代謝を促し、整える代表的な成分
L-システイン
体の内側から代謝を助けるアミノ酸の一種で、皮膚や髪の毛、爪などにも多く存在します。日常の食事から多量に摂取する事が難しいため、欠乏状態になりやすいです。L-システインにはシミの原因「メラニン」の発生を抑制する高い効果があり、角質に沈着したメラニンの排出を促します。また、肌の代謝を助ける働きもあり、疲労回復効果もあります。
アスコルビン酸
アスコルビン酸とはビタミンCの一種で、水溶性のビタミンです。ビタミンCは酸化を防ぐパワーが強いことで有名ですね。アスコルビン酸はシミの大敵「メラニン」に非常に強く働きかけます。嬉しいことに、できてしまったシミに対しても働きかけ、シミを薄くする効果があります。
ピリドキシン塩酸塩
別名「ビタミンB6」と呼ばれる水溶性のビタミンです。たん白質の代謝や皮膚の抵抗力に関連があり、ニキビの予防効果があります。
ローヤルゼリー
アンチエイジング効果があると知られるローヤルゼリーには活性酸素を除去する抗酸化物質が含まれています。女性ホルモンに似た働きがあるため、代謝を高めます。めまいや頭痛、肩こりむくみ、冷え性にも効果的です。
おすすめのシミ対策医薬品BEST3
これからできてしまうかもしれないシミに対しても、今あるシミに対しても効果的な医薬品BEST3をご紹介いたします。
【第1位】ロスミンローヤル
できてしまったシミ、ぞばかすを薄くして小ジワや肌荒れを緩和する、女性のための薬で、「シミ」だけじゃない「小ジワ」にも効く医薬品です。
選ばれる理由
・国内唯一のシミ・そばかすを薄くするだけでなく小ジワにも効く医薬品
・冷え性、肩凝り、腰痛などの不調も改善
・9種類の生薬成分を含む、22種類の有効成分配合
効果・効能
シミ/そばかす/小ジワ/ニキビ/肌あれ/肩こり/腰痛/冷え症/めまい/神経痛など
有効成分の数
22種類
回量/1日の服用回数
1回3錠/1日3回(1日計9錠)
内容量/何日分
270錠/30日分
価格
初回限定 1,900円(税込)
体験者の声
ロスミンローヤルは私には良かったです。長年、シミ・肝斑に悩みあらゆる化粧品、内服、美容皮膚科、レーザーと本当にいろいろ試しましたがどれも、これといった効果も感じられずでした。ロスミンローヤルは飲んで1か月ですが明らかに顔色が上がりましたし、定期的に繰り返す口元の吹き出物に伴う色素沈着がかなり薄くなり、それだけで全体の印象は違ってきました。
また、小じわへの効果も実感があり、化粧ノリ、化粧もちが違います。
(39歳/混合肌)
まだ飲み始めて2週間ぐらいですが、肌のきめが細かくなり、手触りがよくなりました。そして顔もですが、身体全体が白くなってきました。腕や手も白くなり、嬉しくなります。シミやシワの目立った改善は今のところ見られませんが、皮膚全体のくすみがとれてきました。家族にも肌がきれいになったと言われるので思い過ごしではないと思います。
(51歳/混合肌)
【第2位】マスターホワイト
マスターホワイトは、話題のアンチエイジング成分である「プロテオグリカン」や「アスタキサンチン」が贅沢に配合されている、インナー美容ケアサプリメントです。
選ばれる理由
・保湿・うるおい成分、透明感・ホワイト成分、ハリ・キメ強化成分を含むDTW処方
・16種類のピュア成分をゴールデンバランスで配合
・1日4粒に凝縮されたオールインワン美容サプリ
効果・効能
シミ/そばかす/小ジワ/ニキビ/くすみなど
有効成分の数
16種類
服用回数(続けやすさ)
1日4粒
内容量/何日分
120粒/30日分
価格
初回限定 5,400円(税込)
体験者の声
少しオレンジのような色も混ざったサプリメントです。小さめのサプリメントで飲みやすかったです。ただ、少しざらつきとにおいが気になりました。もう少しなめらかだとより飲みやすくなるなと思います。飲み始めてから数日で顔の透明感が出てきたのと、綺麗なハリが続くようになりました♪私はシミやくすみが目立つので、嬉しいです。
(30歳/敏感肌)
10日分をお試しさせていただきました
こちらを飲み始めてからくすみがやや抜けた気がします。
美白効果だけでなく、お肌のハリや弾力も増しました!
小粒を1日4粒なので、続けやすいサプリですよ♪
(30歳/乾燥肌)
【第3位】ホワイピュア
ホワイピュアは無理に身体からシミを消す薬ではなく、お肌のターンオーバー周期を整えて自然にシミの排出を促す医薬品
選ばれる理由
・身体の中からシミ、そばかすをケアする医薬品
・肌への有効成分を5種類配合
・できるシミにも、隠れているシミにも有効
効果・効能
シミ/そばかす/色素沈着/老年期のビタミンC補給など
有効成分の数
5種類
1回量と1日の服用回数(続けやすさ)
1回3錠/1日2回(1日計6錠)
内容量・何日分
180錠/30日分
価格
初回限定 2,900円(税抜)
体験者の声
使い始めて2カ月ちょっとになります!本当にシミが薄くなった!!どうしてもターンオーバがあるので、1ヶ月は試さないとと思い使ってましたが、本当に最近薄くなってるのがわかります!10代の間全く化粧にも興味がなく、日焼け止めやスキンケアをしてなかった分、最近シミがどんどん増えて悩んでいたので始めましたが…本当に薄くなってるぅぅぅぅぅう(;_;)
感動です…
あと心なしか肌が全体的に白くなった気がします!
(33歳/敏感肌)
なんでシミとかメラニンが無くなるのか詳しいことはわかりませんが、とにかくこれを飲み始めてから「肌キレイ!」「顔色最近いいね!」って言われるようになりました。私はそばかすで悩んでたんですが、そばかすが薄くなったということもありますがそれ以上に「顔全体が美白になった」という言い方が正しいように感じます。肌が白くなった」という言い方が正しいように感じます。
(24歳/乾燥肌)
まとめ
シミ対策には日頃のケアと心掛けが一番ですが、それでもできてしまう場合もあります。また、年齢とともに減少する代謝や延びるターンオーバーの周期を「飲む医薬品」でカバーするものシミを作らないための対策の一つです。気になる方は取り入れてみてはいかがでしょうか。
・国内唯一のシミ・そばかすを薄くするだけでなく小ジワにも効く医薬品
⇒ロスミンローヤル
・保湿、透明感、ハリ強化成分を含むDTW処方
⇒マスターホワイト
・身体の中からシミ、そばかすをケアする医薬品
⇒ホワイピュア
by anone編集部
記事公開日 2017/11/27
最終更新日 2018/07/13