働き始めてから肉割れが気になるようになりました。
まわりの女の子たちを見ても肉割れがある子などいません。
それで次第に肉割れがコンプレックスとなったのです。
肉割れに気付いたきっかけ
大学卒業後、職に就きました。
職場の方々はオフィスカジュアルとみられる服装。
それに合わせて私も、カジュアルさはありながらきちんとした感じの服装を心がけていました。
ほとんどの場合はカットソーとスカートというスタイルです。
スカート中心の生活を送る中、ある異変に気付きました。
ひざ裏に白い線が何本か。
すぐに肉割れだとわかりました!
大学時代はジーパンばかり履いていた私。
就職後スカートをよく履くようになって、肉割れに気付きました。
私服はパンツスタイルでも就職活動中スーツはスカートスタイルでした。
どうしてあの時気付かなかったのでしょう。
もしかして学生時代はまだ肉割れがなかったということでしょうか。
夏は肉割れの敵
春のうちはまだよかったのです。
ストッキングである程度肉割れをごまかせますから。
問題は夏です。
6月ごろから暑さに耐えきれず、ストッキングを履かなくなりました。
素足でミュールというスタイルで出勤することが多くなったのです。
それにより肉割れはごまかせなくなりました。
普段履いているスカートはひざ小僧が隠れる程度の長さ。
しかし階段を上る時、下から肉割れ部分が見えてしまいます。
人と一緒に歩く時は「お願いだからひざを見ないで!」という気持ちでした。
実際は、まわりの人に肉割れを指摘されたことは1回もありませんでした。
でも口に出さないからいいというものでもありません。
女性が圧倒的に多い職場で、同性の目はかなり気になりました。
長めのスカートを洗濯してしまい、やむを得ずひざ上のスカートを履く日もありました。
その時は肉割れがまわりの人に見えるのが怖かったです。
また気温が低めの日は、レギンスやクロップドパンツを選びひざを隠していました。
肉割れの勘違い…できる理由は痩せたからじゃない!
ダイエット番組を観ていると、成功者が肉割れを見せるシーンがあります。
「ここに肉割れがあります」とお腹を見せるのです。
そのため、当初私は「肉割れは痩せた時にできるもの」と勘違いしていました。
実際は痩せた時に加え、太った時もできるそうです。
いずれの場合も急激に体型が変化することが肉割れの原因になることをインターネットで知りました。
痩せて肉割れができていたのならともかく、太ってできたというなら問題です。
考えてみれば、就職後は明らかに体重が増加していました。
食事の量は変わらなくても運動量が減ったのだから当然です。
大学は最寄り駅から徒歩20分ほどの距離がありました。
登下校時その距離を歩くことである程度の運動量は確保できていました。
それに対し会社は最寄り駅から徒歩3分ほどの距離。
日々歩くことは少なくなっていきました。
それからは運動量を増やそうと必死です。
外出時1駅分歩いたりリンパマッサージを受けたりして痩せる努力をしました。
それなりの成果は出たのですが、肉割れまでは消えることはありませんでした。
日焼けで肉割れに対処
肉割れ部分は白いから目立つのです。
そう気付き、日焼けをすることで肉割れ部分に色が付き、目立たなくなるのではと考えました。
脚に日焼け止めを塗る時はひざ裏を避け、肉割れ部分がいい感じに日焼けすることを祈りました。
しかし夏の強い日差しでも、肉割れ部分が焼けることはありませんでした。
それどころか肉割れ周辺の皮膚が中途半端に日焼け。
かえって肉割れがもっと目立つようになってしまいました。
新たな対処法発見…肉割れにクリーム
バラエティーショップで美容グッズのコーナーをうろうろしていた時でした。
「肉割れにお悩みの方必見!」と書かれたポップがたまたま目に留まったのです。
棚には肉割れが目立たなくなるというクリームがならべられていました。
こうした商品があることすら知らなかった私は、半信半疑でパッケージをながめていました。
しかし「コンプレックスに対処できるなら」と思い、試しに購入。
その日の晩から塗り始め、毎日最低2回はクリームを塗るようにしました。
また、乾燥が肉割れをより目立ちやすくしてしまうそうです。
そのためクリームを塗る以外に、化粧水で保湿するよう心がけました。
努力の甲斐あってか、肉割れが目立たなくなっていることに気付きました。
夏も終わり秋も過ぎ、年が明けた頃です。
月日はかかったものの、改善できただけうれしいことだと思いました。
肉割れ改善には継続が大事
その後も油断せずクリームを塗り続けました。
結果、次の夏は肉割れを気にせずひざ上のスカートを履くことができました。
一時期は「もう目立たないからいいや」とクリームの使用をやめてしまいました。
そしたら何週間か経ったら復活してしまいました。やはり継続が大切です!
もちろんダイエットやリンパマッサージもやめていません。
太ってしまうとさらに肉割れがひどくなる恐れがあるためです。
マッサージは気休めに近い行動ですが、脚が太くなるのを防ぐためには必要だと思い続けています。
自分でマッサージしたりリラクゼーションサロンに通ったりしています。
正直、大変…と思わなくもありません。
でもきれいな足のため。
日々がんばっています。
by 松田久子
記事公開日 2017/07/26
最終更新日 2017/07/26