ストレスが溜まると、過食でイライラを解消していた私。
特に甘い菓子パンや、やわらかい食パンをお腹いっぱいになるまで食べるのが、社会人になってからのストレス解消法になっていました。
しかし久しぶりに体重を測ってみると、学生の頃の体重から20㎏近くも増えていたことが判明します。
このまま太り続けたらまずい…と危機感が生まれ、ダイエットを決意しました。
目次
「痩せなきゃいけない!」とは思うものの…過食が止まらない!
ダイエットを決意してから普段の食事量を2/3程度に減らし、小まめに歩くことを心がけるようにしました。
開始直後の1週間は0.5~1㎏と順調に体重も減り始め、このまま続けていけば大幅に体重を減らせるかもしれない!と前向きにダイエットに取り組めたのも束の間。
仕事でストレスが溜まったある日、それまで抑えていた過食の反動に襲われます。少し痩せたからたまにはパンをたくさん食べても大丈夫…と甘い考えが頭に浮かび、気づいた時には菓子パンをお腹いっぱいになるまで過食していました。
ダイエット時に役立ったストレス解消法
この時の過食で、私の場合は普段の食生活や運動不足を改善して減量ができても、ストレス時の過食を解決しないと思うようにダイエットはできないと思い知りました。
過食に変わる良いストレス解消法がないかと、色々試してみることにしました。
その中でも、私が過食解消に効果を感じた方法を3つご紹介します。
・ミントガムを噛む
何かを噛むことで過食したい気持ちを少しでも紛らわせるかもと思い、爽やかなミント系のガムを噛むことにしました。
仕事の休憩中や車を運転している間など、ガムを噛むだけの手軽な方法だったので、過食の衝動を紛らわせやすかったです。
またミントの香りが歯磨き粉を連想させ、食欲が薄れやすくとても重宝しました。
・スープを飲む
食事の量に物足りなさを感じた時は、温かいカップスープを飲むようにしました。甘い菓子パンを過食をしてしまう時は食事が少なく感じたり、甘いものを極端に欲しやすかったからです。
スープに含まれる水分や糖分がお腹を満たしてくれるので、食事量が物足りない時でも満足することができました。
またどうしても帰宅時間が遅く夕飯が深夜になってしまう時は、市販のオニオンスープにもち麦と乾燥わかめを加えた具だくさんスープを夕飯代わりに摂ることにしました。
もち麦もわかめも食物繊維が豊富で、咀嚼回数が必要な食材です。
よく噛む食材で満腹感を得やすくなり、体も温まるので、ダイエットにぴったりな組み合わせでした。
・玄米や雑穀のパンを食べる
普段ガムや、スープでパンを過食する衝動を抑えていても、ストレスがどんどん溜まるとどうしてもパンが食べたくなります。
そんな時は甘い菓子パンではなく、血糖値が上がりにくい玄米・雑穀が入ったパンを選んで食べるようにしました。
血糖値は急激に上がると、糖分の吸収が活発になり、脂肪として体内に溜め込まれやすくなるのです。
参照:血糖値とGIの関係性|大塚製薬 (otsuka.co.jp)
甘い菓子パンなどの炭水化物は、血糖値が上がりやすい食べ物なので、過食すると太りやすくなってしまうそう。
血糖値が穏やかに上がる玄米・雑穀入りのパンも大量に食べることはせず、どうしてもパンが食べたくてたまらない時に少量ずつ食べるようにしました。
1年かけてトータル-10㎏減量に成功
1週間で0.5~1㎏の減量を繰り返し、時々体重が増えてしまっても焦らず、生活のペースを乱さないようにしてゆっくりとダイエットに励みました。
その結果、1年がかりでトータル-10㎏の減量に成功することができたのです。
ストレスが溜まると過食に走りやすい私だったので、先ほどご紹介した過食を紛らわすストレス方法がなければ二桁の減量には成功できなかったかもしれません。
ダイエットを通して自分の感情をコントロールしやすくなった
‐10kgのダイエットは1年がかりで時間をかけて行ったので、ダイエットによるストレスもあり、何度も過食したくなる衝動との戦いでもありました。
しかしダイエット期間が長かったおかげで、今ではストレス解消に過食しそうになる日があっても過食の衝動をコントロールしやすくなりました。
私のようにストレス解消の過食に悩んでいる人がいたら、今回ご紹介したストレス解消方法で過食の衝動を紛らわせてみてはいかがでしょうか。
執筆 ひいらぎ
元エステティシャンの知識や経験をいかした記事作成をメインに、ジャンルを問わず活躍する30代のWebライター。自身もスキンケアや体型にコンプレックスを感じていたが、年齢を重ねるにつれて自分らしさを大切にするようになる。
現在は、自分と同じようなコンプレックスに悩む人に役立てる記事作成に奮闘中。
by anone編集部
記事公開日 2021/07/23
最終更新日 2021/07/23