ノースリーブなどの服を着たいのに、二の腕が太くて諦めてしまうことはありませんか?
また、腕痩せしたいと思っても、なかなか細くならないという経験をしたことがある方も多いでしょう。
今回は二の腕にお肉がついてしまう原因、そしてその対策についてご紹介します。
皮膚のたるみが原因
二の腕は内側にある「上腕二頭筋」と外側にある「上腕三頭筋」という、2つの筋肉で構成されています。
重い荷物を持ったり運んだり、他にも引っ張るなど日常生活のほとんどで、上腕二頭筋が使われているのです。
一方、上腕三頭筋は腕を伸ばし、押すなどの動作で使われる筋肉で、日常でもあまり使われることがありません。
上腕三頭筋はあまり使われないことから、上腕二頭筋と比べて鍛えられず、脂肪が溜まりやすいことが腕のたるみに繋がるのです。
肘を曲げた状態で二の腕の外側をつまみ、皮膚が伸びている場合は皮膚のたるみがかなり進んでいる証拠と言えます。
皮膚のたるみを防ぐには、外側の筋肉を鍛えるトレーニングや、姿勢を正しくするなどに意識すれば肉付きを予防することが可能です。
脂肪の蓄積が原因
体全体が太っているということは、当然二の腕も脂肪がついてしまいます。
二の腕は特に痩せにくい部位であるため、1度ついてしまうとなかなか落ちません。
また急激に痩せても、逆に皮膚のたるみに繋がるので注意が必要です。
脂肪の蓄積を防ぐには、やはり食事バランスや摂取カロリーに気をつけることです。
1日の消費カロリー以上にカロリーを摂取してしまうと、余分な脂肪は皮下脂肪として体に溜まってしまいます。
なので、お腹などの体はもちろん、二の腕にまで脂肪が蓄積してしまうのです。
二の腕が気になるのであれば、糖質の高い食べ物や、高カロリーの食事は抑えましょう。
セルライトの蓄積が原因
二の腕は脂肪が溜まりやすく、そのせいで老廃物を流すリンパ液の流れも悪くなってしまいます。
リンパ液は筋肉などの力で流れており、滞るとブヨブヨとした状態になります。
老廃物が蓄積されると脂肪とくっついてしまい、セルライトを生み出し、セルライトはどんどん大きな塊となり、肌の表面にデコボコ状態で現れてしまうのです。
二の腕を手で絞ったとき、皮膚の表面がデコボコしたり、指で指圧すると白くなった部分が元の肌色に戻らない場合は、セルライトとの蓄積が考えられます。
セルライトの蓄積を改善する為には、適度な運動で代謝を上げたり、リンパマッサージでリンパの流れを良くしましょう。
二の腕が太ってしまうのは、皮膚のたるみ、脂肪、セルライトの蓄積が主な原因です。
この原因で共通することは、運動不足です。
二の腕痩せたいと思っている方は、適度な運動や筋トレを行って筋肉を鍛え、消費カロリーを増やしたり、代謝を良くすることを心掛けましょう。
by anone編集部
記事公開日 2016/11/16
最終更新日 2017/02/01