私は生まれた頃からぽっちゃりしていました。好き嫌いなく何でも食べる私を、父と母はもちろん親戚一同とても可愛がってくれました。思春期に入った頃から、太っている自分に嫌悪感を抱くように。食事制限・運動・サプリメント……いろんなダイエットを試しましたがどれも続かず、現在もBMI30以上の立派な肥満体型を維持しています。
しかし、今は太っている自分に対して嫌悪感はありません。むしろ「これがありのままの自分。今の自分が好きだ!」と思うようになりました。どうして考え方が変わったのか、きっかけをいくつかご紹介します。
目次
芸能界で活躍する「ぽっちゃりタレント」に勇気づけられた
渡辺直美さんや柳原可奈子さんなど、芸能界で「ぽっちゃり枠」として活躍される方が増えたことで、「太っている=悪」だった私の思考は激変。太っていることをプラスに捉え、太っているからこそできることがあるということに気づかされ、とても勇気づけられたのです。
渡辺直美さんが大きいサイズのレディースファッションブランドを立ち上げたことは、これまでおしゃれを諦めていたぽっちゃり女子の希望の光となりました。
親しみやすさを武器に仕事を成功させていった
話しかけやすい雰囲気があるからか、取引先と信頼関係を築きやすかったり、上司や会社のトップに可愛がってもらえたりすることが多くありました。この武器に仕事の正確さやレスポンスの速さを掛け合わせることで、重要案件を回されるなど仕事のスキルが急成長しました。
肌がキレイだと褒められることが増えた
特別な化粧水・乳液などを使ったことがなく、ドラッグストアで売っているプチプラ化粧水のみで肌ケアをしています。太っていることで肌にハリがあるのか、友人や会社の同僚などに「いつも肌がキレイ」「何か高級な化粧水を使っているの?」とよく聞かれます。
「痩せなきゃ」と焦って、危険なダイエットに手を出さなくなった
年に一度の健康診断では、毎年毎年「痩せなさい」と注意されます。太っている自分を好きになったとはいえ、太ったままでは健康面でのリスクは避けられません。もしも太っている自分のことを受け入れられなかったとしたら、今頃無理なダイエットをして身体がボロボロになっていたかもしれません。
ありのままの自分が好きになれたからこそ、さらに好きになれるよう正しいダイエットを進めていけるのではないかと思っています。
執筆 YUKARI
愛知県在住の28歳。2021年1月からライターとして活動開始。旅行とおいしいご飯が好き。太っていることがコンプレックスだったが、ありのままの自分を受け入れながら自分磨きに奮闘中。
by anone編集部
記事公開日 2021/04/05
最終更新日 2021/04/14