標準体重だけど不満……
私は太っても、痩せてもいない標準体型です。体重も標準。
体質的には筋肉質なので痩せやすいはず……。
しかし体格がいいので痩せては見えないのです。
そのせいか、華奢な女性を見ると少し羨ましくみえます。
ワンピースもオーバーオールも今風に可愛く着こなせる彼女たちが。
私が着ると作業着のようになってしまいます。
そうすると、あと5キロ痩せられたら。そんな風に思えてきます。
とにかく痩せたい!
正直に言ってしまうと、標準体重のプラス3キロの時が一番体の調子もよく、身軽でした。
けれど、どうしても痩せたい……!あと5キロ落としたい。
そんな気持ちが抑えられませんでした。
運動中心のダイエットで大成功!……のはずが
ダイエットの方法は色々ありますが、食事制限だけはしないようにと思っていました。
ペットの猫を喪い、精神的なショックでごはんが喉を通らなくなったことがあります。その時も体重は落ちたのですが、髪は薄くなり貧血やめまいがひどくなる……と、良いことがひとつもありませんでした。
その記憶があった私は、食事をしっかり摂り、運動で筋力をつけ、引き締まった体になろうと決心したのです。
そして1年後、見事に目標の体重まで減らすことができました!
しかし喜んだのもつかの間、貧血からのめまいで倒れ、入院してしまいました。
食事制限はしない!とあんなに決心していたにも関わらず、知らず知らずのうちに食事量が減っていたのが原因でした。
結局、自分に合った体重が1番
入院し、鏡で見た自分は、スレンダーどころか病的なガリガリ体型でした。これではワンピースを着たって可愛くない。
今まで努力していたことが、まるでバカみたいに思えました。
結局、入院中に栄養たっぷりの食事を食べさせてもらい、標準体重プラス3キロへ逆戻り。
でもそれでびっくりするくらい体の調子が良くなりました。
もう少し痩せたら、かわいいかな……。そんな悩みは女性であれば誰でも1度は抱えるのではないでしょうか。
見た目ももちろん大事です。
けれど知らない間に無理はしていませんか?体が辛い、だるいなんてことはないでしょうか。
自分の体が最も心地いいと感じる体重こそ、健康で魅力的に感じる丁度いいバランスなのかもしれません。
ダイエットをしていて体が辛い、苦しいと感じたら、ぜひ自分の体のことを改めて見つめなおしてみてください。
by 松田久子
記事公開日 2017/06/08
最終更新日 2017/06/14