「気軽に話せる友だちがほしい……」
そう思っても社会人になってから友だちを作ることは、なかなか難しいですよね。
会社という枠組みに入ると、どうしても上下関係が出てきてしまいます。
学生時代とは違って、気軽に話せる人が少なくなるもの。
仕事が忙しいと、仲が良かった友だちとも疎遠になりがちです。
女性は結婚するとライフスタイルががらっと変わってしまうのでなおさら。
でも、大丈夫です。
20代後半でも、友だちを作ることができました。
「寂しい!とにかく友だちがほしい!」と、もがいた私の奮闘記です。
目次
幼少期~小学生時代までの私を振り返る
幼少期~幼稚園時代
小さい頃の話なので、うっすらとした記憶ではあるのですが、幼少期の私はそれなりに友だちがいたような気がします。
幼稚園が嫌で、クラスメイトと一緒に脱走するほどの元気さも持っていたと、母から聞きました。
「我ながら何をやっているんだ……」と思ってしまうのですが、単独行動ではないところにご注目。
そう!きちんとここでは”一緒に行動している、お友だち”がいるんですよね。
仲の良い、幼馴染もいました。
小学生時代~専門学校
小学校低学年のころは、周りと分け隔てなく過ごしていた気がしますが「友だちが少なくなったなぁ」と思ったのは小学校3~4年にかけてのこと。
まず、今まで同じクラスだった幼馴染とわかれてしまいます。
クラスで仲のいい友だちができるのですが、みな次々と転校していきました。
5人くらいのグループで仲良くしていたのですが、私は1人に。
彼女たちとたまに手紙のやり取りはしましたが、私は字が汚い上に面倒くさがりです。
ついには、連絡をとらなくなってしまいました。
長く友情が続いていたら、また違った人生を送っていたのでしょう。
その後、中学・高校・専門学校とすすみ社会人になります。
大切な友だちが1人いた、けれど……
仲がいいと呼べる友だちが本当に少なかった私ですが、特別な女の子が1人だけいました。
その子は可愛くて、優しくて、おしゃれでとても魅力的でした。
彼女と特に友情が深まったのは高校に入ってから。
同じ高校で3年間同じクラスということも大きかったですし、お互いの家も歩いて5分程と近かったのです。
でもある時、彼女は引っ越しをしました。
彼女がいなくなってからの私は、ココロにポッカリと穴が空いたような気持ちでした。
仕事のことや、他愛ないことを家族以外の誰かに話したいと思っても、気軽に話せる人が誰もいません。
「あ、私って本当に友だちが居ないんだ」そう思った瞬間でした。
その後色々あって、退職をして暫く無職期間に突入します。
無職期間に得たものは”人とのつながり”
仕事をやめてからの私は、さまざまなところに出かけるようになります。
いろいろ参加しすぎていて、全部は思い出せないのですが
・就職支援・仕事のスキルアップセミナー(女性限定のものもありました)
・フラダンス
・写真家さんとの交流会
・アナウンサーさんの講演会
こういったものに出会いを求めて参加しました。
就職支援セミナーは女性限定ということもあり、知り合いがふえたものの、周囲のキラキラ女子と自分の差を比較して辛くなってしまい次第に足が遠のきます。
フラダンスは楽しかったのですが、周囲は既にグループが出来ていてそこに入っていくのは難しいように思えました。
写真家さんとの交流会、アナウンサーさんの講演会は楽しかったけれど周囲に話しかける勇気を持ち合わせていなかったので友だちは出来ませんでした。
しかし、それ以上にもっと大事なことがあったのです。
時間帯や出会いの方法はよく考えて
私が欲しかったのは「同年代の友だち」。
しかし、今まで参加してきた会の年齢層を見てみると40代~70代が多めでした。
少し考えればわかることです。多くの同世代の人は日中働いているので、その時間帯に何かをしても、出会う確率が少ないんですよね。
しかし、当時の私はそれに気付けませんでした。
おかげで色々なことを知れたので良かったといえば良かったのですが。(こうやって書くことも出来ていますし)
それでも、行動し続けていれば、ふとした時に同年代と出会えます。
”友だちになりたいな”と思った人に、勇気を出して連絡先を聞くこともしました。
その結果、一緒に遊んだり飲みに行ったりする友だちが出来ました!
そして知り合いが増えた結果、大嫌いだった飲み会を自ら企画するまでになりました。
行動する勇気ひとつで友だちを作れた
いろいろな行動をしたことによって”知り合い”は増えましたが、実は今でも”友だちの作り方”はよくわかりません。
それでも、あの時に行動したことは間違いではなかったと思っています。
ですから、やはり友だちを作るには行動してみるのが一番だと思っています。
ネットだけのコミュニケーションツールだけではなく、きちんと会うこと。
リアルタイムで相手に相槌をうったり、スキンシップをとったりすることが重要だと思います。
私の交友関係は狭く、連絡をとりあっている友だちは5人ほどしかいません。
でも、それでいいかなと思っています。
友だちがほしいと思っているあなたに
「友だちは、無理に作らなくていいよ」
とは言えません。
だから、私はあなたにこう伝えたいんです。
「勇気を出して、相手と仲良くなりたいことを伝えてみてね」と。
あなたが良い友と出会えるよう、願ってやみません。
by 横路あるく
記事公開日 2017/06/19
最終更新日 2017/06/19