お局が苦手で、顔を見ると避けるようになっていました。他の女性社員はそれなりに上手くお局に取り入っているのに、私だけはそれができなかったのです。
コミュニケーション能力が足らないように感じて、それをコンプレックスだと感じていました。仕事は楽しかったので辞めたくない一心で、色々と考えて行動をするようしてみました。
目次
お局の性格について
お局は私よりも13歳上でした。全身ブランド品で出社をする姿を見て、私は少し引いてしまいました。気に入らないことがあると、機嫌が悪くなり表情に出して感情的になる場面も多かったです。プライドの高さについては、よく噂で聞いていました。
好きな物をリサーチし始めた
お局と親しくなるには、まずは好きな物を知るところから…と私は思うようになりました。ジャニーズのグループの中の一人のファンと聞いて、私はネットで検索をして情報を得るようにしたのです。
自分にとっては全然興味が無いことでも、親しくなるためには努力するしかありません。そして好きなブランドについても、着ている服やバッグから分かりました。この魅力についても、ネットを使ってとにかくリサーチ。一度だけそのショップにも行ってみました。すると段々とお局の気持ちが分かってきたのです。
人は味方が欲しいもの?
お局に対しては皆が敬遠しているので、表面的には親しくしていても休日に出かけるような相手はいないようでした。
私は「もしかしたら、本当の意味での味方がいないのかもしれない」と感じるようになったのです。「私を分かってほしい」「味方になってほしい」という心の声が聞こえたのです。
お局の機嫌が悪くなる時、そして感情的な言葉の裏に隠れた思いについて段々と分かってきました。
趣味について聞いてみる
好きな物について、まずは話すようにしてみました。瞳が輝きとても嬉しそうにしてくれたのです。
このうえで趣味について聞いてみました。すると料理が好きだと分かったのです。私も料理が好きで、一人で料理アプリを見なが
毎週土曜日にクッキングスクールに通っていると話してくれたので、私も一緒に行くことにしました。この場所で彼女は職場では見せない弱さを見せ、本音についても話してくれたのです。「私はいつも味方でいます」と伝えると、涙ぐみながら笑顔になってくれました。
苦手意識を自分から捨てること
それから私たちは親友になることができたのです。私は最初から相手に対して苦手意識を持ち、それを捨てられずにいました。
でも自分から捨てるようにしたので、親しくなれたのだと思います。先入観だけで決めつけずに相手の心を大切にしたため、仕事上でも良い関係を築けるようになりました。
こちらが苦手だと思うと、不思議なもので相手にも伝わりますよね。つまりは苦手意識を持たないためにはどうすればよいのかを考えて、行動をすることが大切なのです。
あなたにも苦手だと思う人がいるかもしれません。でも苦手意識を捨ててみると、きっと心に寄り添える時がくるはずです。
by 美月
記事公開日 2020/04/17
最終更新日 2020/04/17