話すのが苦手な私は、人から話しかけられて受け身で答えることしかできませんでした。「どのような話題を出せば、相手が喜んでくれるのだろう」と考えすぎて、自分からは話しかけられなかったのです。快活に人に声を掛けている知人を見て、羨ましい気持ちで一杯でした。
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「人と話すのが苦手」コンプレックスを強く感じるように
私が最初に入社したのは、生命保険会社でした。そこで生保レディとして働くことになったのです。元々私は生命保険について興味があったので、この会社を選びました。
でも実際にお客様のところに行く際、自分から話しかけられないこの性格が、この仕事においてどれほど致命的なものかが分かったのです。
同期の活躍で焦る私
同期はどんどん契約を取っていきました。でも私は自分から話しかけるのが苦手なままで、契約に結びつけることが全くできなかったのです。
このままでは解雇されてしまう…と思い、とても焦りました。私は生命保険についての知識をもっと得ようと思い、何冊も本を読んで学びました。
そしてファイナンシャルプランナーの資格を得ようと、自宅にて通信教育で学ぶようになったのです。自分に知識があると思えたのなら、これを話題にできるはずだと思ったからです。
「人と話すのが苦手」は知識の無さから
人と話すときの自信の無さがどこから来るのかについて考えてみました。おそらく「これはよく知っている」「これについては話すことが出来る」と思える内容が、私にはあまりなかったのです。
このため人と話すのが苦手だったのだと、生保レディになったことで気がつきました。
日々勉強を続けた私
日々勉強を続けた私は、多くの人が抱えているライフプランにおける悩み、これに対して改善していきたいと思うようになりました。
それがこの仕事をしていくうえで、とても大切だと思うようになったからです。将来に対して不安を感じている人はとても多く、少しでも不安を軽減したいと思う気持ちがあることを知りました。
このうえで私にできるのは、生命保険について詳しくなりお客様に合うプランをご提案すること。
ご提案するからには、お客様に対して色々とご質問をしてお話をしていくのが大切です。私は知識を得ていくごとに、人と話すのが苦痛ではなくなっていきました。そして生保レディとして、部署内でNo.1の実績を得ることができたのです。
知識は武器になることを実感!
知識を得ていくにつれて、これが武器になると気がつくことができました。そして武器があれば自分自身だけではなく、大切な人を守ることもできるのです。
自分には武器がなかった、でもこれから更に様々な知識を得て武器にしていこうと思っています。それがコンプレックスを軽減するためには、必要不可欠だと知りました。
興味があるものからでもよいので、知識を得てみてください。きっとあなたの役に立つ時がくるはずです。
by 美月
記事公開日 2020/02/11
最終更新日 2020/02/11