短気は損気だと分かっていながら、人に対してイライラすることが多かったです。人のミスに対して許せない、人の行動に対しても目についてしまうのです。
自分でも直せない短気な性格。この性格のため、どうしても人と争うことも多かったです。このままでは自分も相手も傷ついてしまうと思い、直す方法について考えるようになりました。
目次
自分のアピールに必死だったことに気が付く
特に新しい環境や、新しく出会う人に対しては自分をアピールすることに必死でした。人から好かれたい思いがあったのです。
自分に自信がないからこそ、アピールをして長所を見せようとしていました。でもこれが災いしてしたことに気が付いたのです。
相手の視線に感じるものが!
相手が私と話している時の視線に、今までの私は気が付かずにいました。でもたまたま相手のメイクが今日は濃いな…と思い、目をじっと見たのです。
すると、そこには嫌悪感のような視線がありました。私は自分をアピールしようとするあまり、相手に迷惑をかけていたのです。
思い通りにならなくて当然?
思い通りにならない、褒めてくれないということに対して、イライラしていたと分かりました。でも思い通りにならないのは、当然なのかもしれません。人それぞれ考え方が違うわけですから。
相手の話を聞くようにしました
それからの私は相手が何を伝えたくて、どんな人なのかを知るように努力をしました。自分というものを押しつけるのではなく、相手を受け入れるようにしたのです。
最初はうまくいかないこともありました。イライラしやすい自分を簡単には変えられなかったからです。でも段々と人それぞれ考え方が違い、相手の心についても理解できるものとしづらいものがあると分かってきたのです。
相手が嬉しそうにしてくれました
話を聞いて相手を褒めるようにしたら、相手が笑顔になってくれました。人の笑顔を見るのが、こんなに嬉しいなんて…と自分でも不思議な気持ちでした。人の心を大切にすること、これをすっかり忘れていたのかもしれません。もしくはそれについて、どうでもいいと思っていたのです。でもとても大切なんだと気が付くことができました。
ゆっくりと変わることができました
すぐには変われなくても、段々と私は穏やかで人からも優しいと言われる性格になれたのです。自分をアピールしなくても、自然のままでいいと思うようになりました。そして相手に対しても、見栄を張らずに穏やかに話すように意識しています。人間関係がよくなったと感じると、今の私を少し好きになれました。アピールはほどほどにして、相手を理解するようにしたのがよかったのだと思います。
by 美月
記事公開日 2020/04/23
最終更新日 2020/04/23