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極度のあがり症と付き合ってきた半生
私は極度の「あがり症」で、小学校の頃からクラスの子の前で発表することが苦手でした。
家で宿題の本読みをする時は普通に読めるのに、クラスのみんなの前に出ると、どうしても声が震えてしまうんですよね。
それは社会人になっても同じで、営業部に配属された私は、お客様の前でなかなか言い出せない、苦悩の日々を過ごしました。
今までは、「あがり症」の自分と何とか付き合ってきましたが、どうにかして克服したいという意志で自分なりに頑張ってみました!
その「あがり症」克服法を紹介します。
実はあの人もあがり症?
芸能界という華やかな表舞台で活躍している人に「あがり症」なんているの?
そう思ってしまいますが、実際は芸能人や人前で喋ることが当たり前の芸人さんでさえも「あがり症」で悩んでいる人は多いようです。
以前バラエティー番組『アメトーーク』で「すぐ緊張しちゃう芸人」という企画があり、実はこの番組がきっかけで「あがり症」を克服しようと思ったのです。
その時に出演していた緊張する芸人さんは以下の通りです。
- FUJIWARA 藤本敏史
- NON STYLE 石田明
- 笑い飯 西田幸治
- 東京ダイナマイト 松田大輔
- アンジャッシュ 児島一哉
- 森山中 黒沢かずこ
- キャイーン ウド鈴木
メンバーを見ての通り、バラエティーに多数出演している芸人さんばかりです。
それなのにあがり症…?一体どのようにして仕事をこなしているのか?すごく気になるところです。
この番組をみて感じたことは、みなさん必ずといっていい程、自分なりの解決策があるということです。
あがり症芸能人の「あがり症解決策」
例えばウド鈴木さんの場合、「誰かに背中をさすってもらう」と緊張が和らぐようです。
その中でも、私が衝撃をうけたのは、アンジャッシュの児島さんでした。
「最初にスベることで自分を落ち着かせる」とか!!普通スベってしまうとどうしよう…と焦ってしまうと感じませんか?
このように、緊張を緩和させる方法は人それぞれですが、自分が落ち着けるパターンを持っているので、いざ緊張しても乗り切ることができるようです。
芸能人や芸人さんであっても大小違えど、それぞれ悩みを抱えていて、一般人とかわらなかったりするものです。
それでも仕事を真向にこなし活躍しています。
少しずつ「あがり症」に対する克服法を身につけてきたのかもしれません。
「あがり症」の自分と向き合い、緊張から逃げずに向き合っていく必要があるのだと思いました。
自分でできるあがり症克服法
では、どうしたら克服できるのでしょうか。
「あがり症」というのは、例えば仕事の会議か何かで大勢の人前でプレゼンをしなければならなくなった時「頭が真っ白になって話せなかったらどうしよう…」「声が震えてしまったらどうしよう…」というように、気持ちに意識が向いてしまっています。
この時、「あがり症」でない人は、資料に不備はないか、内容に間違いはないかなど、プレゼン自体に意識をむけるのです。
自分自身の感情以外に目を向ける
そう、「あがり症」の人は自分自身の感情に意識がいき、本来考えなくてはならないことからそれてしまい、余計に失敗しやすくなってしますのです。
感情や思考をコントロールしている脳は実はとても騙されやすいことはご存知ですか?
プロのスポーツ選手がよく試合に勝った時のことを想像するなど、イメージトレーニングをするように、「あがり症」の自分を克服するイメージをしてみてください。
例え、自分が失敗をしたとしても、それは相手にとっては一瞬の出来事。
相手が気にしていないことを、自分だけがクヨクヨと悩んでいることもあるのです。あがる自分を想像しない。脳を騙してプラスのイメージを持つことが大切です。
病院でのあがり症治療法
決して病気というわけではありませんが、「あがり症」であるということが原因で、日常生活に支障が生じている場合は、対人恐怖症や社交不安障害などの可能性があります。
これらを発症してしまうと、自力で回復するのは難しいです。
放置してしまうと、症状が悪化してパニック障害やうつ病にもなりかねません。
早めに病院に受診することが大切です。薬で症状を緩和して前向きな意欲を引き出すこともできるのです。
自分自身で「あがり症」を治す力を手に入れよう
「あがり症」で悩んでいる人は多くいると思います。
周囲に相談してもわかってもらえないこともあり、難しい状況ではあると思いますが、まずは自分でできる克服法を試してみてください。
それでも難しいようであれば、早めに医師に相談したほうがいいでしょう。
医師は専門家ですから必ず解決策をみつけてくれます。
成功している自分をイメージして毎日の積み重ねが、克服の大きな成功に繋がります。
あがり症は克服できる
私は営業で外回りに行く時の準備は万全にするようになりました。お客様になにを聞かれても答えられるように、たくさんの資料を用意し、聞かれた時の答えとして、事前にいくつかのパターンを考えておきます。
何度もお客様と会話をしているイメージトレーニングをしていると、自分に自信がもてるようになりました。
いつのまにか「あがり症」を克服できていたのです。
皆様も、自分自身で「あがり症」を治す力を身につけなければ、根本的な解決策にはならないと思います。正しい方法をしっかり身につけて実践すれば、きっと改善することができますよ!
by きの
記事公開日 2017/05/07
最終更新日 2017/05/09