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顔のコンプレックスはメイクで隠す時代
生まれ持った自分の顔に、不満を持つ女性は少なくありません。私も昔から自分の顔にはコンプレックスを抱き続けてきました。
体の他の箇所とは違い、顔は隠すことが難しい部位。一度コンプレックスを感じてしまうと日常生活の中で周りの目に敏感に反応してしまいます。「顔のコンプレックスは整形で治すしかない。でもそこまでは出来ないから諦めている。」という女性はごまんといます。
しかし最近ではメイクアップ法が日々進化し続けており、整形せずともメイクだけで鼻筋や顔の輪郭までも変わって見えてしまうほどになりました。
今回は実際に私のコンプレックスも解消してくれた、顔のコンプレックス解消におすすめの最強メイク道具を紹介します。
私のコンプレックス体験……団子鼻を笑われた!
父親の遺伝子を強く引き継いだ私は、鼻先が丸い大きな団子鼻を持っていました。顔のパーツの中で鼻が目立ってしまうことが嫌で、子供ながらに鼻の整形を考えるほどコンプレックスだったんです。
中学生の頃から鼻を高くしようと、洗濯バサミを鼻に挟んで真っ赤にしては両親に怒られていました。
私の団子鼻コンプレックスを確定させたのが、当時の友人が発した「マスクしてたら可愛いのにね。」という言葉でした。鼻がスラっとした友人がとても羨ましかったのを覚えています。
顔がコンプレックスに感じる原因
「ありのままの自分でいい。」そう考えようとしても顔のコンプレックスは気になってしまうものです。どうして女性は顔にコンプレックスを抱えてしまうのでしょう?
確立された美人像
平安時代の女性たちがこぞってあの“ぼってり”とした顔を目指したように、今の社会でも「この顔が綺麗」という美人像が確立されてしまっています。
目が大きく鼻筋が通っていて小顔。これらの条件を満たしていない女性は、何もしていなくても勝手に美人という枠から外されてしまうのです。
美人像から外された女性は「私は美人じゃないんだ」と自分の顔に本来感じる必要のない劣等感を覚えてしまい、強いコンプレックスに繋がってしまうのです。
外見で評価されてしまう社会
アルバイト募集チラシや求人誌に目を通すと、内面評価・経験重視など、外見以外の評価基準を表す言葉は沢山あります。しかし、実際に人が人を評価する時に重視するのは、やはり外見です。
外見重視の社会の中で、私たちは常に外見で比較され続けています。一部の容姿端麗な女性を除いてみんな何かしらの比較・評価を受けて劣等感を感じた経験があり、自分の顔にコンプレックスを持ってしまうのです。
顔のコンプレックスをメイクで隠す方法
顔にコンプレックスを抱えていた私でしたが、今ではたったひとつのメイク道具で自分が感じていた全てのコンプレックスをカバー出来るようになりました。
コンプレックスをカバーする最強メイク道具とは?
最強メイク道具とはずばり“コンシーラー“です。
メイク道具をひとつしか選べないとしたら、どれを選ぶ?というアンケートで付けまつ毛やアイラインを抑えて1位になるほど、コンシーラーは世の女性たちのコンプレックスを解消していると言われています。
コンシーラーを使ったメイク術
クマ
クマは見た目年齢を左右する大きな要素の一つです。代表的なものに茶クマと青クマがあり、それぞれ原因と対処法が異なります。
いずれにしてもコンシーラーで隠すことはできますが、可能なら根本原因を取り除いてあげてくださいね。
茶クマ
茶クマの原因は色素沈着です。日々のメイクやマスカラの落とし残し、目を擦るなどで色素が沈着しクマとなってしまっています。健康的な生活をしている・顔の血色に問題がない場合はこの茶クマである可能性が高いです。
日々の刺激が問題のため、目の周りを出来るだけ触らない・優しくクレンジングを行う・美白効果のある化粧品を使う、などで目立たなくすることができます。
青クマ
目の周りに通っている血管の流れが悪く、滞ってしまっている状態の時に現れるクマを青クマと言います。目の周りの皮膚は薄いため、滞った血管の色が表面に青く出てしまうのです。
青クマの原因は日々の睡眠不足や疲労です。パソコン作業で目をよく使う環境にある人は青クマが発生しやすいと言えます。
対処法は環境生活リズムを整え血管の滞りを改善することに尽きます。
どちらもコンシーラーで隠すことが可能!
一度できてしまったクマは改善するまでに時間がかかりますが、コンシーラーで簡単にカバーできます。
まずコンシーラーの色選びは、ファンデーションと同系色か、あまりファンデーションを使わない人なら肌と同系色のコンシーラーを選びましょう。
クマを隠そうと、ファンデーションの色よりもさらにワントーン明るいコンシーラーを選ぶ人が多いですが、それでは目の周りが白浮きし不自然になってしまいます。
おすすめはリキッドタイプのコンシーラーです。コンシーラーにはスティックタイプなど硬い種類のものもありますが、目の周りは皮膚がよく動きメイクがよれやすいため、肌馴染みの良いリキッドタイプを使用しましょう。
鼻
私のような団子鼻を始め、鼻が低い・鼻筋が通っていない。など鼻に何かしらのコンプレックスを抱えている場合も、コンシーラーで解決することが可能です。
下地のメイクが終わった後、肌の色よりもワントーン明るいコンシーラーを鼻筋にのせます。細くスラっとした鼻をイメージしながら、1本ラインを入れましょう。さらに小鼻の横にコンシーラーを塗り、肌になじませます。
たったこれだけで、自然な陰影が付き団子鼻を目立たなくすことが出来るんです。こちらもクマと同様に肌馴染みの良いリキッドタイプのコンシーラーを使いましょう。
シミ・ニキビ
意外に目立ってしまうシミやニキビにもコンシーラーが使えます。クマや鼻とは違い、肌の広範囲に使用するわけではないのでスティックタイプのコンシーラーがおすすめです。
スティックタイプのコンシーラーはリキッドタイプよりもカバー力に優れている反面、質感が硬く広範囲の使用には向いていないため、シミやニキビへの使用に向いています。
小さい赤みを帯びたニキビや、灰色のシミもしっかりと隠すことが出来ますよ。
まとめ
顔のコンプレックスを解消するために試行錯誤を重ねた結果、コンシーラーを複数使いするメイク法にたどり着きました。
クマやシミ・ニキビを隠してくれ、鼻筋を高く見せてくれるコンシーラーが、今では手放せません。顔のコンプレックスでお悩みの方はぜひ試してみてください。
by なっちゃん
記事公開日 2017/12/04
最終更新日 2017/12/04