ニキビとは長い付き合いになります。
中学2年生の頃からでした。思春期、第二次性徴期。体にいろんな変化が出てくる年頃です。
目次
思春期とともに訪れたニキビの悩み
少し話はズレますが…
私、かわいさのピークが幼稚園の時だったんです。
細くて目がぱっちりして、残っている写真を見ても自分ながらかわいい。
長い人生の中でなぜここをピークにもってきてしまったのか。
そんなほっそり体型から、ぽっちゃり体型へ完全に移行を遂げたのが、中学2年生の頃でもありました。
ポテチ大好き、チョコ大好き。好きな食べ物ハンバーグ、カレー、エビフライ。
この併せ技で私のおでこはニキビだらけになってしまいました。
このニキビ達。なんで私だけ?
姉はニキビとはほぼ無縁、できても軽いかすぐ治っている(ように、私には見えました)。なぜ私だけ…。
色々な薬を試しましたが、目に見える効果はなし。
親には年齢的なものだから時間が解決すると慰められたものの、当時の私はそんなこと理解するはずもありません。
今、解決したいのに!
ニキビを隠し続ける生活
学校ではおでこを出さないように重めぱっつんの前髪で乗り切りました。
しかし常に髪がおでこに触れているのは、ニキビにとって良くありません。
ニキビを隠すための前髪で、どんどんニキビが悪化、増えていく…。そんな悪循環にどっぷりはまっていました。
そんなニキビっ子な私でも、おでこだけで被害を食い止められているのは少し自慢に思っていました。
今から思うと何が自慢なのかはなはだ不思議です。
が、ちっぽけな自尊心を守るために必要だったのかもしれません。
ここまでお話したらわかるかと思うのですが、できちゃったんです。
おでこ以外にニキビ。
高校生になってからでした。
しかも髪の毛で隠せない頬のほうに。
当然ショックで、いろいろなことを試したのですがおでこのニキビが良くならないのに頬だけがよくなるはずもありません。
困った私は、最終手段として病院へ行くことにしました。
ニキビを薬で治すか?レーザーで治すか?
医師に言われたのは、ニキビを薬で治すかレーザーで治すか、という2択でした。
レーザーなら速攻で治る、と聞いたのですが。
レーザー。
怖くないですか?
私は怖かったです。
そしてかかった医師がなるべく自然な力で治す方針の先生だったこともあり、私は塗り薬のみ処方されて帰ってきました。
あの時の私に会えるなら、レーザーでもいいからとりあえず治しておけと言いたいです。
そうすれば今現在、こんなにニキビ跡に悩むこともなかったのかと思います。
薬でニキビを治す選択。でも…
結局、処方された薬もそんな強くないものだったこともあってか効果なしでした。
しかも何だか硫黄くさい。
薬も臭いし塗った自分も臭い。
高校生です。
何が悲しくて硫黄臭の青春を送らなければいけないんですか。
というわけで、薬も残り半分以上残して使うのを止めてしまいました。
では、病院に行ったのが全くのムダだったのかというと、そんなことはなかったと思います。
ニキビの専門家に話をしたことで救われた
あの頃、ニキビの悩みは人に話せませんでした。
ニキビができていることも、それを気にしていると人に悟られるのも恥ずかしかった。
それを病院の先生になら、診察という形で話さざるを得ないわけです。
それでも恥ずかしさが先に立ってあまり話せなかった私ですが、先生は笑うこともなく真剣に話を聞いてくれました。
そして、なぜニキビができるのか、普段の洗顔の時に気をつけるべきことなどを優しく説明してくれました。
何より、それまでニキビを自分だけがかけられた呪いのように感じていた私に、ただの出来物なのだと、誰でも出来うるものなのだと納得させてくれた先生に感謝しています。
だからこそ、処方された薬が嫌だったことをきちんと話していればと、今なら思います。
先生なら、きっと他の方法を考えてくれたに違いありません。
by YUKI
記事公開日 2017/01/27
最終更新日 2017/02/01