頻繁に手洗いと、アルコール消毒を繰り返していると、手荒れが気になりませんか?特に冬場は空気自体が乾燥しているので、あかぎれに悩む人も多いですよね。
実は皮脂が不足すると、皮膚が薄い手の甲や、指先が荒れやすくなるのです。皮脂の分泌量が少ない乾燥肌の私は、冬場になるとよくハンドクリームを使っています。
しかしコロナウイルス対策のために毎日念入りな手洗いと、アルコール消毒を頻繁に行うようになり、手の甲・指のあかぎれが例年に増して目立つようになりました。
ハンドクリームを塗ってもあかぎれが増える手
小まめにハンドクリームを塗るように心がけていましたが、1日の手洗いと消毒の回数が多いので、なかなか保湿が追いつかず手の皮膚はカサカサを通り越し、毛羽立ったようなザラザラなってしまいました。
皮膚が極度に乾燥したまま手洗いとアルコール消毒を繰り返しているので、指先のささくれや、手の甲のあかぎれもどんどん増えていきます。
あかぎれがあると冷たい水や、アルコール消毒でピリピリとした痛みを感じます。でも手洗いや、アルコール消毒をしないというわけにはいきません。
これまで手のお手入れはハンドクリームのみでしたが、あかぎれ・手荒れを改善するために日常生活でできるハンドケアを見直してみることにしました。
あかぎれ対策に行った5つのハンドケア
ネットで様々なハンドケアを調べた結果、手軽にとりいれやすい3つのハンドケアを試してみることにしました。
医薬部外成分が配合されたクリームを塗る
今まで塗っていたハンドクリームは、自分が好きな香りのコスメブランドのものでした。美容成分は配合されていましたが、「薬用」ではありません。そこであかぎれや、ひどい手荒れ対策用の医薬部外成分が配合された薬用のハンドクリームを使うことにしました。
私が選んだのは尿素や、グリチルリチン酸k2、ワセリンなどが配合されたジェルタイプの薬用クリーム。サラッと肌馴染みが良く油分でベタつきにくい上、今までのハンドクリームよりも手がしっとりと潤うようになりました。
手を洗う時は熱湯よりもぬるま湯で
さらにハンドクリームの保湿だけでなく、手洗いの方法も見直してみました。ハンドクリームをつける暇がないほど、手洗いを頻繁にする時は、なるべくぬるま湯を使うことにしました。
今までは40℃前後のお湯で手洗いや、家事を行っていましたが、38℃前後のぬるま湯に温度設定を変更。
熱いお湯を使った手洗いは保湿に必要な天然の皮脂も一緒に落としてしまうので、手が荒れやすくなります。
ぬるま湯で手洗い・家事を行うと、手を乾燥から守ってくれる皮脂が落ちにくくなります。水では料理などの油汚れは落ちにくいですが、ぬるま湯+洗剤できれいに落としやすくなりますよ。
泡タイプのハンドソープを選ぶ
手洗いをする時は、液体のハンドソープを使う人も多いですよね。液体のハンドソープは自分の手で泡立てるので、泡立てが不十分だと洗浄成分が皮膚の表面に残りやすく、特に急いでいる時はハンドソープの濯ぎムラができることもあります。
洗浄成分が肌に残ってしまうと手の乾燥が進み、手荒れに繋がるので要注意です。
そこで1日に何度も手洗いする場所には、泡状で出てくるハンドソープを置きました。手早く手洗いができるので、あかぎれができた手の甲や、ささくれのある指先も洗いやすくなりました。
手荒れが落ち着いてあかぎれができにくくなった
根気よくハンドケアを続けた結果、手荒れが落ち着いてあかぎれができる頻度が少なくなりました。
今でも手洗い・アルコール消毒は1日に何度も行っていますが、あかぎれの痛みがないだけで手洗い・消毒が快適にできるようになりました。
手の甲は皮膚が薄く、指先は皮脂が奪われやすいので、乾燥肌の私にはハンドクリームだけのケアでは不十分だったのかもしれません。
自分に合うハンドケアが見つかったので、手洗い・アルコール消毒もしっかりと続けていきたいと思います。
執筆 ひいらぎ
元エステティシャンの知識や経験をいかした記事作成をメインに、ジャンルを問わず活躍する30代のWebライター。自身もスキンケアや体型にコンプレックスを感じていたが、年齢を重ねるにつれて自分らしさを大切にするようになる。
現在は、自分と同じようなコンプレックスに悩む人に役立てる記事作成に奮闘中。
by anone編集部
記事公開日 2021/06/05
最終更新日 2021/06/05